あなたの言葉がいつだって あなたを探してきた

BUMP OF CHICKENさんの曲、『aurora』の歌詞の一節。

たぶんnoteで自分の考えや、煮詰まった頭の中やこころの中の大きな雲のかたまりを言葉に解き放って、ぶつけている人たちは、みんな、この一節そのものを実感されるんじゃないだろうか。

先日のSONGSを見て、久しぶりに聞いた藤原さんの声と、テレビに映る歌詞とを読んでいたら涙がこぼれてきて。
それは初めて聞いた曲だったけど、ああ、この感じ覚えてる……学生時代に何度も感じたあれだ、と思ってそこにもまた涙腺をゆるませる感情が上乗せされて。

トライアングルの形で歌う光景にピリリとしたものを感じながら、音楽を歌を諦めないで届け続けてくれていることに、ただただありがとうございますとだけ思っていた。

あなたの言葉がいつだって
あなたを探してきた

言い表せない、形容する言葉を持たないような感情も現実も悩みも全部、なんとか言葉にひねり出して向き合うための足がかりを作ってきた。
ノートは壁打ちの相手のように、ぶつけて吐き出して殴り書いて見つけた自分の心の内側。
今でも書きまくって何かを探したいけど、どうしても楽なほうのnoteを選んでしまう。

それが今の自分だと言えるけど。
久しぶりのBUMP OF CHICKENと対峙しながら、紙とペンを使った言葉を探したくなる。そんなことまで思いたくなるほどに、この一節がズドンと響いた夜だった。


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