見出し画像

電気代が高いので窓に貼る断熱シートをネット通販で追加購入したら失敗だった泣きたい

今年の冬は寒すぎる。例年はエアコンだけで過ごせた日当たりのよい部屋も室温があがらない。

環境省が地球温暖化対策として提唱している「ウォームビズ」のページを見ると「暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイル」をお勧めしてくれるのだけど、その20度まであがらない。

ここ大阪市内なのに。地球は温暖化しているはずなのに。なにかがまずい。

エアコンの暖房タイマーをかなり早め(活動をはじめる2時間前)にして設定温度と風量を上げた。こうして快適に過ごせる室温まであがるようになったのだが、翌月にやってきた電気代の請求額もあがっていた。うへ、こんなにあがるの?かなりまずい。

環境省によると「暖房時の温度設定を1度低くすると約10%の消費電力削減になる」そうだ。逆にいうと1度あげたら電気代が10%弱あがるということですよね。あげたの1度じゃないもんね。そりゃ電気代あがるよね。

このマンション、機密性が異常なほどに高い。キッチンの換気扇を「強」でまわすと室内がやや真空に近いていく感じがする。華奢なひとだと玄関のドアが開かない。両手でもって軽く力まないと開かない。いざとなったら感染者を隔離する陰圧室として使えると思う。なのですきま風などが寒さの原因ではないはず。

おそらく問題は窓の面積が広いことだ。角部屋なので窓が2面にある。さらにバルコニー側の掃き出し窓は150cm+150cm。幅が広い。

考えてみると昨冬までエアコンのみで快適に過ごせていたことが疑問なのだけど、いまあらためて大阪のこの1月の平均気温を調べてみると、過去3年の1月と比べてひとまわり低かった様子。なるほど。

次の電気代で泣かないためにも早急な対策が必要だ。この部屋にも断熱シートを貼ることにした。


断熱シートの購入は(他の部屋のために)経験済み。ニトムズの断熱シートならネット通販で翌日には届く。

断熱シートなどと立派な名前をつけて売られているけど、あれ、ようはプチプチだよね。プチプチを窓サイズにカットして個包装して説明の紙をつけたのが断熱シートなのだ。(やや暴論)

緩衝材として無料で同梱されてくるプチプチに1枚1,000円近い値段をつけて売る。

買うでしょ?寒いでしょ?それ以上に電気代が安くなりますよ?

絶対そう思ってるよね。寒い足下を見られているようでなんか腹立つ。買うけど。

無料で同梱されて暇つぶしにプチプチされたりされなかったりして廃棄されているあいつに新たな別の価値をつけ数倍の値段をつけて売る。これぞマーケティングの勝利ですよ。

プチプチを入手するために対価を払うことに納得がいかなくて、僕はこれまでプチプチでないタイプ(↓)の断熱シートを購入してきた。今回もそのつもりだ。


ところが。購入しようとした時点(1月下旬)ではAmazonで欠品。なんと。皆さんも寒かったんですね。

「2月中旬のお届けになります」的な表示されていたのだけどそんなに待っていたら先に春が来る。次の電気代も泣かないといけなくなるよ。

結局、プチプチでないほうの断熱シートは断念して、プチプチのほうの断熱シート(プチプチ)を追加購入した。


本来は霧吹きスプレーを使って水でガラスに密着させるように貼るものなのだけど、ぼくの貼り方が下手で毎度窓からはがれて落ちてくる。なので今回もセロテープで貼ることにした。

もしあればマスキングテープで貼るほうがいい。はがすときにきれい。

どう見てもぷちぷちやん。

指示通りに「ガラス面側」をガラス面側にして貼る。ガラス面側とそうでない側のなにが違うのか見た目では分からないけど。

来年また使うときにどちらがガラス面側か分からなくなるのが嫌なので「確認後このシールをはがしてください」という指示には従わなかった。

ぷちぷちぷちぷち

面倒なので下も貼らずにカーテン状に流してあるが、こんな手抜き感のある貼り方でもエアコンをつけたときの室温の上がり方が明らかに違う。

ガラス窓が普段どれほどエネルギーを無駄に放熱していることか。ほんと断熱シートはできる子。

ガラス部分だけでなくアルミサッシ部分(金属)からも冷気は入ってくるので、こうやってだらんと伸ばしたておいた方が足下が冷えない気がする。ちゃんと測定したわけではなく体感をもとした個人の感想です。


しかし、大阪の冬ってこんなに寒かったっけ。もともと僕が寒さに弱かったのか、それとも筋肉量が少しずつ減少していて年々寒さに弱くなっているのか、わからない。暖かい春が来るのが待ち遠しい。

最低気温が0度とか1度とか、毎朝それはもう震えているんだけど、全国の予報を見ると北海道って最高気温でさえ氷点下なんですね。こわい。北海道の皆さんどうやって過ごしているのでしょうか、電気代。たぶん建物自体の断熱性が高かったり日頃から備え方が違うんでしょうね。

皆さんも断熱シートを貼って暖かく過ごしましょう。では!



え?

記事タイトルが「電気代が高いので窓に貼る断熱シートをAmazonで追加購入したら失敗だった泣きたい」という話なのに一体なにが失敗だったのか、ですか?

そうそう、大切なことを忘れていました。

このサイズ(90cm×180cm)の断熱シートってダイソーなら200円(税込220円)で売っているらしいんですよ。2枚でも440円ですよ。知っていたらプチプチ1枚に1,000円も払いませんよ。僕いままで何枚かったと思っているんですか。そりゃ泣きたくもなりますよね。

皆さんもぜひネット通販でニトムズの断熱シートをポチって一緒に後悔しましょうね!


こちらの記事(↓)では、①断熱シートを貼る、②厚手のカーテンに変える、③サーキュレーターをまわす、この3点で暖房効果が変わる話を書いています。

はやく春が来て世界が暖かくなりますように。そして電気代がさがりますように。ではでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?