ふたつの日本一

ポニーリーグで1番アツい夏と何度も言ってきたが、これからも言っていくはず。それだけの夏だった。

アツい夏はワールドシリーズでの結果もあるけれど、全日本選手権大会の熱戦の数々もその熱は個人的には未だ冷めないものがある。
その中でも特筆されるのは、やはり決勝戦ということに異論は無いはず。

他リーグで日本一を獲得してのリーグ移籍。中学野球界に於いても大ニュースであった。メディアもポニーリーグの各チームも大いに注目され、地区大会で颯爽と結果を出し、選手権へと臨んだ。

全日本選手権の前に行われたポニーリーグのワールドシリーズのアジアパシフィックゾーン予選では代表に選出された選手たちのプレーを見ることが出来、そのレベルの高さを感じていた。
果たしてチームとしては、、、

チームとしても当然のレベルであった。

早くから地元でもある甲子園で開催されるエイジェックカップの優勝を目標にしていた。つまり、ポニーリーグの全日本選手権を優勝し代表として参戦ということ。

全日本選手権大会ではポニーリーグ史上初の2チームの優勝。
しかし、エイジェックカップへは1チームしか参加出来ない。
抽選による結果は残念なものだった。
選手たちは優勝しながらも涙して立ち上がることも一息というものに。
しかし、この話は目標としながらも惜しくも参加出来なかった大会へと続く。そしてその様は彼らが仲間を戦友たちを大切に思うという現れだっただろう。

チームとして先を見据えた取り組みをし、目先の勝利のみならず、高校野球や更にはプロまでも意識したその在り方に選手たちの意識は当然高くあり続ける。

これまでも撮らせてもらった選手たちの誰もが活躍する未来に期待と楽しみとを抱いているけど、この夏に観た彼らにもその思いを抱くのは必然と言っても過言では無いはず。

ふたつのリーグでの日本一。
ポニーリーグ初の2チームでの日本一。

これからいくつもの日本一、いや世界一をも経験していくだろう。



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