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子どもと先生のための心理学

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#教師

あなたの子どもの観察は、どれくらい現実に基づいているか?

先生の子どもの観察が、どれくらい事実に基づいてなされているか、ということが、教室で過ごす上では最も重要なポイントになる。 その子は遊ぼうとしたんだろうか? 他の子を教えに行ったんだろうか? その子は反抗をしたんだろうか? それとも提案をしたんだろうか? その子はわからないのだろうか? やりたくない理由があるのだろうか? 家庭がしんどいのだろうか? 学び方が腑に落ちていないだけなのだろうか? こうした一つ一つの積み重ねが、 学級がどのように育っていくかに大きく関わる。

先生と子どもがうまくいかない時というのは、

先生と子どもがうまくいってないときっていうのは、色んな理由があるけれども 「本当のことを言えてないとき」 というのが、かなりの確率で垣間見える。 先生が、本当に思ってることを言えてないとき。 子どもたちは非常に敏感な感性を持っているので、先生がどれくらいの心の一致度で話してるかよく観察してる。 よく、雑談の方が楽しいというのは、そこに先生のリアルさがあるからで、通常の授業との温度差をちゃんと認識しているからなのだと思う。 なので肝心なことは、 「なぜ本当のことが