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ちょっとだけ世界観のアップデートを~ひとよしくま熱中小学校OSから~(240826)

〇部のチームスローガン
「シン・価値創造~滲み出せ、はみ出せ、出しゃばれ~」
★「人の行動はすべて、目標によって確定される~人が生き、行為し、自分の立場を見だす方法は、必ず目標の設定と結びついている。一定の目標が念頭になければ、何も考えることも、着手することもできない。」(アルフレッド・アドラー「性格の心理学」)
☆8月の目標【第2四半期の中間月。人のつながりを大事にし、声をかけあい、厳しい言葉にも耳をかたむけよう。難しい課題があるからこそ、一人だけ、自分たちだけ、では解決できない。本気で取り組むからこそ、人の知恵と力を借りることも大切。併せて、休暇の予定もしっかり立て、メリハリをつけることで、集中力を高めよう。】
 

○ひとよしくま熱中小学校オープンスクールに寄せて

・(先週からの続きです)
ひとよしくま熱中小学校第6期オープンスクールでの箕浦 龍一 先生(一般社団法人日本ワーケーション協会特別顧問)の授業、「地域と個人が輝くためのヒント〜大変化の時代に、ちょっとだけ世界観のアップデートを〜」について、少し触れたいと思います。

・肩書からもわかるとおり、主にワーケーションの普及に尽力されておりますが、それに触れながらも、田舎ほど従来の「思い込み」を捨てて、世界観のアップデートが必要であり、そこに地域も個人にもチャンスがあるとの趣旨のお話でした。


○ちょっとだけ世界観のアップデートを!

・まず、先生の「問い」は、「考え方も同じでないといけないという思い込み、違うこといったら(やったら)恥ずかしいということに囚われていませんか」ということ。
 そして、自由に感じたり、考えたりすることをためらう必要はありませんと続きます。

・なぜなら、インターネットとスマホの登場により、
1「世界は少し前までとすっかり変化」し、
2「好きな時に好きな場所で働ける時代に」なり、
3「変化の時代「偏狭」を生まないために」必要なことととして周りの環境を変えることを欲する人が増える。
そのために、
4「地域戦略」としてのワーケーションが必要・・。
概略以上のようなお話でした。

○田舎(地域)の問題=息苦しさ(閉塞感)


・また、田舎(地域)側の立場になって、考えてみると以下のような視点が提示されます。

・まず、地域の問題は、 雇用でもなく、娯楽でもなく、魅力でもない。保守性、同質性、同調圧力、非寛容性、閉鎖性など、異質なものを受け入れない雰囲気。

 それに若者等が息苦しさを感じて、出ていくということ。

・一方で、東京(や大都市)の問題も実は同じように閉塞感がある。なぜなら、「東京」も壮大な田舎もののまちだから。
 しかし、「東京」は人が多いので、まだ少しはマシであるだけ。カオスが息苦しさを緩和しているだけとのことです。

○辺境に住んでいても「偏狭」にはならない


・では何でもかんでも自由気ままでよいということを言っているのではなく、チャレンジを許容しない、同調性や同質性を見直すべきで、地域のアイディンティとか、都会とは違う価値観を大事にするももちろん大事である。一方で、世界の変化と多様性を知ることも大事ということ。

新しい価値観を排除していれば人は出ていく。役所や地域も根っこはおなじで、「人口流出」や「早期離職」の本当の理由もそこにあるのかもしれません。

・一方で、その土地に根付いて幸せになるためにも、内と外とを行き来する暮らしや体験が必要なのかもしれません。

「辺境」に住んでいても、
 頭や心まで「偏狭」になってはいけない

・大変化の時代に取り残されないために、「外」に行きましょう。

 いつもと違う環境、いつもと違う人間関係、アウェイの体験を意識して暮らしや仕事に取り入れることが個人や組織、地域のアップデートにつながる

・それが先生のいう「ワーケーション」の本質と理解できた授業でした。

私はワーケーションと意識したことはありませんが、これまでプライベートで各地方で行われる様々な学びの場に単身赴きましたが、

アウェイの環境ほど、他者との差に落ち込むこともありますが、知らず知らずのうちにジブンの中のリミットが外れて、思いもよらないジブンの伸びしろを感じることもしばしばです。

・さて、あなたは、普段の仕事や住んでいる地域以外の世界観を持っていますか?


 


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