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全体感、相互感、時の感覚を意識する(240729)


〇わが部のチームスローガン
「シン・価値創造~滲み出せ、はみ出せ、出しゃばれ~」
★「人の行動はすべて、目標によって確定される~人が生き、行為し、自分の立場を見だす方法は、必ず目標の設定と結びついている。一定の目標が念頭になければ、何も考えることも、着手することもできない。」(アルフレッド・アドラー「性格の心理学」)
 
☆8月の目標【第2四半期の中間月。人のつながりを大事にし、声をかけあい、厳しい言葉にも耳をかたむけよう。難しい課題があるからこそ、一人だけ、自分たちだけ、では解決できない。本気で取り組むからこそ、人の知恵と力を借りることも大切。併せて、休暇の予定もしっかり立て、メリハリをつけることで、集中力を高めよう。】

○加速モードの8月へ


・8月がスタートします。連日の猛暑ですが夏休みレジャーシーズンです。当地域においては他地域に比べて戻りの遅い観光需要を取り戻すべく、旅館ホテル、その他観光業は奮闘されています。
・花火大会はじめその他イベント、当部については各種会議や社会実験などについても昨年に引き続き完全通常モードでの開催となり、復興加速モードへの突入です。部員各位におかれましては、諸々ご負担をおかけしますが復興への勢いをつけるには今が正念場です。何とぞ御理解ください。
・令和5年度で災害復旧もほぼ100%の完了となり、これから「復興まちづくり」もさらに加速してきています。発災から4年を過ぎ、より具体的、現実的な目標を持ち、各種事業が完了しつつ、新たな事業も着実かつスピーディに進んでいきます。
・そんな中、各部署の動向や住民意向も日々変遷していきます。役所の各業務全体が、機械の歯車のように、生活再建、なりわい再建、まちづくり全てに連動しているという意識を持っていきましょう。

○全体感、相互感、時の感覚を意識せよ


・くれぐれも自分たちの業務だけにこだわり「タコつぼ」状態に陥ることがないように。どこかが止まれば全て影響がでます。事業の成否は実施のタイミングと連携にかかっています。全体が関わりあい(全体感)、相互に関係し(相互感)、物事にはタイミングがあるという感覚(時の感覚)を持って業務にあたってください。
・連携とは、仕事の押し合い、引き合いではありません。まずは他部署の動向を知り、自分たちの取組も知ってもらうことが重要です。次に、連携することによりひとつではなく複数の課題が同時に解決できるように注力しましましょう。
・そのためにはまずは相互理解からはじめましょう。そして、違う視点を受け入れ、物事を俯瞰してぼんやりでもよいから全体から見てみる癖をつけましょう。
それが遠回りのようでも実は課題解決に至る近道であると。
 

○8月は懸案事項に「着手」する月


・部長就任以来、毎年8月のこの時期にお願いしていることですが、復旧復興に限らず、ネガティブな案件もポジティブな案件も混然一体となって進んでいる。当部だけでなくそれがどの部署でも当たり前の常態です。中にはなかなか手をつけられずに気になっていることもあるのではないでしょうか。
ただ気になるばかりで「放っておいても」ラチがあきません。さらに休暇も取らねばなりません。何が手つかずの課題問題かを明らかにし、計画的に手をつけましょう。
・そのためには手をつけかねて「モヤモヤ」しているものこそ、課、係にミーティングで積極的にまな板に載せて欲しい。そして、それを誰かに押し付けるのではなく、チームで向き合ってください。

・その上で、最初に解決への道筋を仮定する。その入り口で何をすべきか小さな目標を立てる。そして即行動を起こしましょう。はじめの一歩(一手)が肝心です。何か行動すれば少しずつでも状況が変化します。その結果を踏まえて次になにをするか考えてまた行動します。その繰り返しのみが解決の方法です。
・特に重視すべきは「令和6年度の当部の組織目標」(毎週巻末に添付)。これは当部の本年度の「幹」の仕事です。懸案事項も大事ですがそれらにとらわれて幹がおろそかになっては本末転倒です。
・また、それに伴って、当初、6月補正に計上した事業に手つかずはありませんか?各課、今一度、「幹」の取組に漏れや遅れがないか確認し、早急に着手しましょう。
・来月になれば議会、再来月になれば決算委員会と日程が詰まってきて、その小さな行動さえも手を付けにくくなります。
・ついては、8月中に、課内で話し合い、下半期に向けての懸案事項の棚卸しと進捗状況の確認をお願いします。その上で、月内処理済みまではいかなくても、8月中に着手すべきところは早々に着手するよう、強くお願いします。




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