担任からの暴力

こんにちは、河村尚弥です。よろしくお願いいたします。

小学校の授業についていけない

強迫性障害の症状にとらわれる時間が長く、小学校低学年で極端に授業に遅れていきました。
入学してひらがなを習い、「難しいな」と思いました。「あ」を書くのに苦戦しているうちに周りの同級生は「ん」まで書いていたのでびっくりしました。
カタカナもなかなか覚えられませんでした。
算数も足し算、引き算がかなり難しかったのですが、掛け算で遅れました。
割り算では余りがとても難しかったです。
ついていけませんでした。

黒板を見ても何が書いてあるのかわからなかったです。

強迫性障害の症状で落ち着かなかったのだと思います。担任からよくげんこつをもらいました。

担任からの暴力が

特に、3年、4年の担任の暴力がひどかったです。ある日、「このげんこつは5年生用だ」といい、頭に拳がのめり込むような殴り方をしました。直後に耳鳴りがし、フラフラしました。

指示棒のグリップハンドは、凹凸がありとても硬かったのですが、それで何発も殴るので、年中「らくだのこぶ」みたいに頭にこぶが二個出ていて、お風呂に入りシャンプーができないほど痛かったです。

ある日、担任は「こいつが悪い」「ビンタだ」といいました。
往復ビンタが何発も飛んできました。しかし、そこで、担任の表情が変わりました。
僕の鼻から鼻血が勢いよく吹き出し、鼻血が止まらなくなり、着ていた白いトレーナーが真っ赤になったのです。

担任は青ざめ、クラスメートに向って、「俺は暴力教師だ」といいました。僕はその時、「血を見てはじめて暴力教師なのではなく、殴った時点で暴力教師でしょう?」と思いました。

担任は、僕に白のトレーナーを脱ぐように言いました。どうするのかな?と思っていたら保健室の先生に洗ってもらい、帰りまでに乾かしてもらっていました。

担任は、「皆は今日のことは帰ってからお父さんお母さんに話すのかな?言わないで欲しいな」と口止めをしました。

 大人になった今思うことー体罰ではなく、複数の大人で考えてほしい

いろんな事情や理由や疾患があり教室で落ち着かなくなっている子供もいると思います。

体罰では何も解決しません。体罰は絶対にいけません。

そのサインの背景に何があるのかを、複数の大人達で考えてみてほしいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました。


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