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こころを動かす人になりたい。

 感動をさせる。

感動をさせることは昔から大切にしている。
感動をさせる=心を動かす。
モチベーションの源泉はここにある。
治療をして良くなった姿を見てもらいたい。
色々提案することで、生活の質が上がるとこっちも幸せになる。
またこの人に会いたいと思ってもらえると、
ここにいてよかった、次も頑張ろうという気持ちになる。

自己肯定感と自己重要感

心の中には自己肯定感と自己重要感がある。
自己肯定感とは
なにかができるとかできないとか関係なく、どんな自分であっても存在すること自体に価値があると感じる感覚。
生きているだけで幸せと思える感覚。

悪く使えば、横柄な態度で自分が優勢であることを主張することでも自己肯定感はあがってしまう。
そんな使い方よりも、できることを増やし、認められようとする努力や自己認証のための努力をしてもらいたい。
活躍している自分、うまく行っている時に感じる高揚感。
これらはコトを継続する上では重要なスイッチとなる。

自己重要感」とは自分をどれだけ受け入れることができるか、認めてあげることができるか、大切だと思うことができるか…ということだ。

この「自己重要感」が満たされていないと、自傷行為やうつ病等さまざまな「こころ」の問題を発症する。

無理に自分でモチベーションを上げようとしなくてもいい。

内側(自分)からモチベーションを維持するのは大変な時がある。
そんな時は外側から持ち上げてもらうことをお勧めする。
友達や同僚に話を聞いてもらったり、褒めてもらったり。
「元気ないから、慰めてー」
って言える友達や同僚がいるってすごく素晴らしい環境だと思う。
自分発信ではなくても、普段から「ありがとう」「あなたがいてよかった」
「さすがですね!」など感謝の気持ちが飛び交っている職場では、自己重要感は常に満たされる。

あなたも人に影響を与えれる存在に

自分で自分を認めれない人はいる。
わたしなんか…と卑下してしまう。
感謝の言葉だけでは自己重要感は上がらないこともある。
誰かの上に立つ者であれば、
共感をしてあげたり、聴く力を身につけて相手の自己重要感をあげれる人になってほしい。

患者さんからいただくモチベーション

外部からでいうと、患者さんからいただくこともある。
亡くなった後日にご挨拶に来られた時、
「また、福田さんとお話しできてよかった」とか、
先代がなくなって新しく家族に迎えた時に
「ここにお世話になりたくて」とか。
たくさんの病院がある中で、選んでくれたその理由が私たちであることは、すごく心が潤うし満たされる。
感動させるつもりが感動させられてしまいます。

感動を与える人にはファンがつく

人気の映画やドラマなど感動があるもの、心を動かす何かがある。
それと同じように私たちの行動でも心を動かすことができる。
患者さんと親身に向き合ったり、喜びを共感したり、悲しみを分かち合ったり。
自分自身にファンができた瞬間に存在価値を感じることもできる。
感謝されること、喜ばれることは何年経っても喜ばしいことで
仕事を続けられる要因だ。

仕事を続けることができる根っこには
「感動をさせたい」「人のためになりたい」
という気持ちがあるはずだ。
成長が思うようにいかない時や、この仕事について迷う時はここに戻ってほしい。
そのためにできることを今から始めればいい。
小さなことでいい。
私の文章を読むのをやめて、教科書を開けばいい。
学ぶための道具は周りにたくさんある。

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