#6 純粋な涙

大切な人とお別れしました。お互いに気持を確かめた上での結論です。私は忙しくなると余裕が求め、自身の気分で行動してしまうことがあります。現在、資格の勉強と会社のことでキャパシティが溢れかけており、その中で彼女への感情や想いが冷めてしまい、彼女を傷つける怖さから離れる決意をしました。

彼女の家で別れ話を終えて家を出ると、彼女は両手を広げ見送りをしてくれました。私はその時に彼女と付き合えて良かったと心から想いました。

帰りのバスでいつも通りに定期をタッチし、後ろから2つ目の座席に座り窓を眺めていました。バスの中で、SNSや写真を消していくうちに涙腺が崩れていきました。写真の過去の思い出から、冷めていた気持ちが温まるように涙として出てきました。

人は自分の気持ちにどんな蓋を被せても、涙がでる感情は被せ切れないのだろう。純粋な涙は人の素直な気持ちだと私は思う。

ありがとう。

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