Macじゃなくても良い?Windowsでプログラミングできます!
はじめに
こんにちは。ナオツです。
今日はPC選びの話をさせてください。
エンジニアの中ではいまだに少数派ですが、開発マシンにはWindows 10を使用しています。
仕事をしていて特段不便はありません。
普段使っている言語・フレームワークは、
などです。
Windowsでは2020年の中旬くらいにWSL2という機能がリリースされました。
簡単にいうと「Macと同様のプログラミング開発環境がWindowsで構築できる」というものです。
この記事で「プログラミングするのに、Windowsも選択肢に入れて良いんじゃね?」ということを皆さんに知っていただく機会になれば、と思います。
僕がWindowsを使う理由
多くのITエンジニアとって、開発マシンにMacを選択する方が多いでしょう。
前職で会社から貸与されたのはMacBook Proでした。
しかし僕が現在プログラミングしている環境はWindows 10です。
その理由は下記の通りです。
最後は冗談ですが、Appleに対する信仰心はとくにないので、利点があるほうを選んでいる感じですね。
細かく見ていきましょう。
価格比較
それではWindowsとIntel Macの新品価格を比較していきます。
僕のWindowsノートPCは下記のスペックで、金額は 181,616円(税込)でした。
(このページのTOPに画像を公開してます)
ちなみに購入後、Amazonのタイムセールでさらに1万円値引きされていたことは絶対忘れません。
同じようなスペックのMacBook Proを調べてみました。
金額は 317,680円(税込)でした。
上記のWindowsとMacについて性能差をひろっていきます。
性能比較
CPU性能
ベースクロックがMacの方が高いものの、Turbo Boost時はほぼ同じ。Windowsはベースクロックを抑えてバッテリー消費を抑えることができる、と考えることもできます。
ディスプレイ
各段にMacの方がキレイです。ただプログラミングするのが目的なら、フルHDで十分だと思います。
重量
持ち運びする方にとって重量は重要項目。これはWindowsに軍配が上がりそうです。
バッテリー
Macのディスプレイ解像度が関係していて、Retinaディスプレイの方がフルHDより消費電力が大きい傾向にあるようです。そのためMacの方がバッテリー容量は多いですが、駆動時間が短くなるようです。また、バッテリーが大きいということは、本体の重量にも大きく影響します。
改めて差額は、 136,064円(税込)です。
高い技術書(1冊2,500円として)が約54冊購入できます。
だいぶWindows寄りに見えますが、この性能差と差額について皆さんはどう思われますか?
外付けキーボードはほとんどWindows用の配列
リモートワークなどをやっている方は、外付けディスプレイに接続し、外付けのキーボードを使う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ちなみに私は外付けディスプレイと外付けキーボードの構成にして、デュアルディスプレイ構成にしています。
そして、外付けキーボードといっても色々種類があります。
メンブレン式キーボード
パンタグラフキーボード
メカニカルキーボード(赤軸、青軸、茶軸、銀軸・・・etc)
静電容量無接点方式キーボード
などなど。
PCを一日中使う仕事をしている以上、いろいろキーボードを試してみたくなるのがエンジニアの常ですよね。
ただ、販売されている外付けキーボードの多くはWindowsのキーボード配列です。
Macで利用する場合には必然的にキー配置変更ツールを使っている方が多いのではないでしょうか?
Windowsの場合、その必要はありません。
Macの配列に特化した外付けキーボードも販売されていますが、やはり選択肢はWindowsの比ではありません。
ちなみに僕はいろいろ試して1週したあげく、サンワサプライのパンタグラフキーボード(1,600円程度)に落ち着きました。(高いから良いというものではないらしい)
Macって不具合多くない?
MacBook Proを使ってプログラミングの開発環境を構築し実装を進める上で、不便を感じたり問題になることはほぼないと言っても過言ではないでしょう。
実際私も2015年くらいのモデルまでは、特段不便を感じることはありませんでした。
不便を感じたのは、MacBook Proが2016年頃にマシンの仕様が刷新されてからです。
ソフトウェア(OS)ではなくハードウェアの方ですね。
ファンクションキーがあるべき列にタッチパネルがあるじゃないですか。。
何このツールバー…
ファンクションキーだけあれば良いんだけど…
何でこんな使わないもんに金払うねん…
(当時)キーボードが薄すぎて壊れやすいって何すか…
当時のキーボードはバタフライキーボードといって、極薄の筐体を実現するために開発されたものでした。
しかし、あまりに繊細な作りになっているため、ちょっとホコリがたまってくるとキーが反応しなくなる等の問題がおき、Appleは訴訟問題を抱えていました。
そんなニュースを読んで、モヤモヤしたままいつものように朝仕事を始めようとしたときに、MacのOSセキュリティアップデートが始まりました。とくに気にせずアップデートして再起動したら、、、、
OSが立ち上がらない・・・
スマホで解決策を調べながら結局復旧するのに半日かかりました。
Macの思わぬ裏切り(?)にあい、仕事を中断させられた僕は、なぜこんなことが起きるのかとMac使用歴の長いチームメンバーに聞いたところ、、
MacのOSアップデートは「人柱」が必要である。
誰かが問題に直面して、ほとぼりが冷めるまでOSのアップデートはしてはならぬ。
なんでAppleのエンジニアはちゃんとテストしないんだろうね?hahaha...
との返答が。
これが本当に正しい意見かどうかはかわかりません。
最近のMacではこんなことは起きないのかもしれません。
ですので、MacやMacユーザーを批判するつもりはありません。
しかし、当時僕はMacに対してモヤモヤしたまま、大事な仕事が中断されてしまったことが重なり、ストレスがMAXに。
Windowsに乗り換える覚悟を決めました。
なぜWindowsなのかというと、Windowsを使って5年以上Javaというプログラミング言語を使った開発業務をしていて、その間そんなモヤモヤを感じたりOSが立ち上がらなくなるといったトラブルは一切なかったからです。
まとめ
Windowsで普段エンジニアの仕事をしていますが特段不便はありません。
使っている言語・フレームワークは、
Ruby on Rails
Go言語
Nuxt.js (Vue.js)
Next.js (React)
などです。
特にフリーランスでは求人の多いスキルですが、Windowsでも仕事はできます。
これからプログラミングをはじめるという方で、とくにAppleに信仰心がなければWindowsでプログラミングをはじめても全く問題ありません。
プログラミングをやってみたいけど、Macは高くて手が出せない。
そんな方々にとって、この記事が有益になれば幸いです。
ただひとつだけ注意なのは、
WindowsはiOSアプリの開発ができない
ということです。
Appleが許していないのでしょうか。
将来iOSアプリを開発したい!
という方は迷わずMacを購入することをお勧めします。
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