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INTRODUCTION

初めましての方も、既に知り合っている方も、これを目にしてくれているあなた。ありがとうございます。

京都でYAMADA MPD ART CLUBという骨董屋をやってます山田尚人です。
ちなみに1987年5月11日生まれのO型です。
好きな物は民藝・音楽・映画・芸術・その中でもその時代その時代の尖ったカルチャーに興味があります。

骨董屋という職業は、基本的には古くから使われて来た物や、美術品と呼ばれる物の中から、「これだ!」とその店主が感じた物を集めて売って生計を立ててる訳です。

その「これだ!」の部分は、すぐに人に伝わる事もあれば、スッとは伝わりにくい事もあると思います。
それはセンスに一本筋の通った店主もいれば、そうでは無い人もいる訳だし、買う人だって骨董のジャンルは限りなくある訳で、全てのエキスパートはなかなかいない。知れば知るほど奥が深いはずで。

うちの店も「民藝」ですね。とよく言ってもらうけど、民藝と言ったってとにかく幅広い。

これは民藝、これは民藝じゃない、民藝は死んだ、民藝がブーム、河井寛次郎は民藝か民藝じゃないか論争とか、色んな話題が湧き上がって非常に楽しい物です。

2000年代のロックは死んだ、死んでない、甲本ヒロトのそんなのどうでもいい論争みたいな感じで。
それぞれの視点に立ってみればトム・ヨークがロックは死んだと言った事もよくわかるし、甲本ヒロトがそんなのどうでもいいと言ったのもよーくわかる。

俺は骨董でも音楽でも映画でも、その時代その時代の先鋭化された感覚を表現している物に興味があるし、骨董屋として、1人の35歳として、自分の「これだ!」という感覚を色んな視点から話せたら、もっと楽しいし。読んでくれる人は俺が集めてくる品物にも何か共通点が見出せるのでは無いかな、と思ってnoteを始めてみました。

マンスリーレポート的に月に1度は更新するつもり。
よろしくお願いします。
山田尚人

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