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Hasselblad X1DII 50C撮影レビュー

みなさん、こんにちは。こちらの記事ではHasselblad X1DII 50C を使って撮影した写真をご紹介したいと思います。

これまでHasselbladを購入した経緯やファーストインプレッションはご紹介したものの、実際の撮影を行う機会があまりありませんでした。その中でもようやくカメラを使った撮影ができたので、ここでご紹介させて頂ければと思っています。

撮影した写真について

というわけで、今回はお花の写真をご紹介したいと思います。

画像1

Camera: Hasselblad X1DII 50c Lens: XCD 3.5 / 45mm
Develop: Phocus v3.4.8

こちらは妻の誕生日にあわせて購入した薔薇の花束です。折角の機会でしたので、渡すだけではなく記念として撮影・保存することにしました。

お互い仕事もあり日々慌ただしく過ごしている中でも、わざわざ食事を作ってくれたり、私が職場で食べるお弁当の準備などもしてくれている妻に感謝の気持ちを表現したいと思い、この花束を購入して持ち帰ることにしたのです。

Hasselblad X1DII 50Cだからできる撮影方法と色の再現性について

今回は三脚にHasselblad X1DII 50Cをセットし、レフ板を使ってブーケの写真を収めたのですが、だんだんとアレンジを入れたくなってきました。そこで、妻とともに花の配置を変え撮影を進めていくことにしました。また、カメラの液晶だけだと画像チェックもしづらいということで、iPad Proを使ったテザー撮影を行うことにしました。その結果が次のカットです。

画像2

Camera: Hasselblad X1DII 50c Lens: XCD 3.5 / 45mm
Develop: Phocus v3.4.8

花瓶に薔薇を移し、ハイアングルから撮影を行いました。薔薇の花びらの様子がはっきりと描写されています。カメラは三脚に固定されているので、テザー接続されたiPad Proからシャッターを切ります。撮影された画像は即時でiPad Proに表示されますので、二人で画像を確認するのも容易です。またリモートレリーズをすることで、手ブレも防げるのも良いですよね。

撮影画像はPhocus上で即時編集も行えます。ホワイトバランスや露出を確認しながら撮影が行なえますので、無駄に撮影をする必要がありません。色合いについてはとても素晴らしく、花のグラデーションを見事に描写してくれます。画像を等倍表示すると肉眼では見えなかったような細かなところまで描写されていることに気が付きます。色の再現性と、ディテールの描写においては、いつ撮影をしていても素晴らしいと感じます。

なお、テザー撮影については以下の記事でもまとめていますので、お時間のある方はこちらもご参考になさってください。

なお、今回撮影した薔薇は広尾と六本木ヒルズ内にお店を構えるAFRIKA ROSE(アフリカローズ)と言うお店で購入した薔薇の花になります。他の薔薇と比べて茎が太く、独特の色合いがありクオリティが高いと感じました。AFRIKA ROSEはアフリカのケニアで栽培された薔薇を輸入、販売されています。現地の人に雇用して薔薇を栽培してもらうことで雇用も創出しておられますし、結果として会社も成長されておられます。こうした取り組みは社会的な意義もあり、とても素晴らしいと思います。

Hasselblad X1DII 50Cがあることで日常の記録が豊かになる

これまで記述してきましたとおり、Hasselblad X1DII 50Cはこれまでにない軽量な中判カメラでありながら、最高品質の写真を提供してくれる写真機材であると改めて思いました。日常を写すカメラはスマートフォンでも構わないと思うのですが、特別なものを写す時はこうしたものを使ってみるのも良いのかなと思います。

最近は子供の成長を記録するファミリーも多いかと思います。多くの家族では子の成長を何かしらのデバイスで記録することでしょう。特に生まれて間もない赤ちゃんは〜幼少期の子は成長も早い。みなさん記録をしっかり残されるものと思います。普段から使うことは難しいかも知れないけれど、節目節目においては、きちんとした写真を撮ることもあるかも知れない。そんな時にこうしたカメラで残せたら良いですよね。そして写真を撮るだけでなくプリントやアルバムにしたならば、想いもさらに深まるでしょう。

カメラを購入したきっかけについては、以下の記事にも書いてありますが、本記事でのテイストとは少し違うかもしれません(苦笑

良いカメラで大事な瞬間を記録し、後世に伝える

というわけでサマリー的なものを書いておきます。

・妻の誕生日にあわせて特別な花束を贈り、撮影した
・X1DII 50CとiPad Proのテザー接続で良い写真を効率的に撮れる
・日々の出来事+X1DII 50Cで写真表現がより豊かになる

また他にも良い写真が撮れましたら、ご紹介したいと思います!

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大学を卒業後、約15年間写真スタジオ、写真機材販売、北欧カメラメーカーの日本法人立ち上げなど行う。その後ITベンチャーにてマーケティング業務に従事しながら大学院に通いMBAを取得。現在もスタートアップ企業にて奔走中。