僕が音楽を始めた1998年頃の話
今日はちょっと懐かしい1998年頃の話
ギターもベースも区別がつかなかったあの日
僕が楽器を始めたのは1998年辺りの事です。初めはギターもベースも区別がつかない頃で、ベースは長い、くらいでした。
同級生にギターがうまいヤツがいて、教えてもらいながら練習してましたが、どうもFを押さえるのがしんどくて、挫折寸前
当時入り浸っていたゲームセンターでFがスムーズに押さえられない鬱憤を「鉄拳3」という格闘ゲームで紛らわしていました。
ゲームセンターってご存知の通り凄くうるさくて、ガシャガシャとした高音が特にうるさい
そんな時に、聴こえてきた謎の低音。
そう,それはベースの音。
ゲームセンターのうるさい騒音の地を這うような低音、耳に響くのではなく身体に響く。
僕はそれが気になり、日々気になり。ついにベースという楽器に気づき興味を持ちました。
1998年頃の中学生から見える音楽の世界
ギターはもう上手い同級生には勝てないと思っていたのでベースなら勝てる!そんなわけでジョイスティックからベースへ。もとい、ギターからベースに持ち替えたのです
当時はベースヒーローがどんどん出てきていた頃で、L'Arc-en-Cielのtetsuさんや、GLAYのJIROさんとか、ギタリストよりもベーシストがカッコいい、モテる、という時期でした。
俄然僕はやる気になり、ゲーセン通いはやめて、学校が終わるとひたすらベースを触っていました。
その時のバイブルは「GIGS」と「バンドやろうぜ」
日本の音楽業界も相当クレイジーな時期だったようで、1枚のアルバムが300万枚とか400万枚とか売れている時代でした。クラスの皆んながGLAYのアルバム持っていた!
少ないお小遣いからチョイスして買う好きなアーティストアーティストのCDアルバムというのはとても所有感がありました。
そして中3の卒業の時には一番ギターの上手かった同級生とバンドを組んでライブをしました。人生初ステージ@体育館は今でも凄く覚えています。
バンド名は10ピコグラム
その頃、学校の焼却炉で燃やされるゴミから発生するダイオキシンが問題になった頃でした。僕らの時代はまだガンガン燃やしてました。
夢を持って本格的にベースを始めた頃
僕はその後、高校生になり本格的にベースを始めて、バンドに明け暮れました!バンドとは別にカッコいいベースの曲を探しては日々コピーしていました。
特に高校生の頃見つけてしまったカッコいいベースは、当時流行っていたモーニング娘の楽曲。ベースがとにかくカッコいい!
今思えば往年のディスコのベースラインなのですが、そんな事も知らず。モー娘のベースはカッコいいと
僕は男子校でやんちゃな工業高校でしたから、
「多田はバンドやってるくせにモー娘を聴いてニヤニヤしてる、変なヤツじゃあ」と言われました。
モー娘が好きじゃなくてモー娘のベースが好きなんよ、と言っても誰にも理解されずに、1人ハマる青春時代
ちなみに、僕はよっしー派でした
そして高校卒業と同時に本格的に音楽活動をしに関西に行く事になるのですが、高校3年間の経験や、何も考えずに練習した事は今でも自分の血になっています。
久しぶりに当時必死にコピーしてた曲を聴いたら、やっぱりすげえカッコよくて
1人盛り上がって、ちょっと弾いてみました。
あれから18年、、あの時よりは上手くなったね
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