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yamoryだけが背負わない、子どもの防災教育「いえまですごろく」の新しい一歩

いえまですごろくがいよいよ再販スタートしました

2019年5月より、およそ2ヶ月間クラウドファンディングで資金調達し、ようやく11月上旬にいえまですごろく(http://iemadesugoroku.jp/)の再販がスタート致しました。当初予定よりは少し遅れてしまったのですが、なんとかここまでたどり着けてホッとしています。

クラウドファンディングは何度も活用していますが、今回がある意味一番しんどかった。なぜなら、今までは新商品のテストマーケティング的な要素が大きかったのですが、今回はすでに実績のある「いえまですごろく」。失敗は許されないというプレッシャーと、今回のチャレンジで掲げたミッションを達成するんだというコミットが自分を突き動かしてくれました。

やりたかったことはみんなで防災教育の責任を担うこと

掲げたミッションは、クラウドファンディング中に書いたnote.に記されています。


幸いなことに、赤十字社さんとの共同開発というバリューもあって、いえまですごろくは全国41都道府県に2000個が販売されています。完売した後も問い合わせが続いたことが今回の増版を決めたキッカケなのですが、なぜクラウドファンディングを利用し、企業支援枠を中心としたリターン構成にし、150万円という金額を達成しないと1円も入らないAll or Nothingという方法を選んでいるのか。それは、「yamoryもこの課題に真剣にとりくむ。だから僕たちだけでなく、みなさんもこの課題の担い手になってください!」というyamoryの強いメッセージが込められているからです。
防災教材を作り、その授業で防災を学ぶ子どもたち。その反対側にはそれを支える存在が必要です。その支えは数が多いほど強靭なものになるわけです。それがyamoryだけでいいのか?そんなはずはない、そう気づきました。支える側の仲間を増やすこと。それが今回の増版に必要不可欠なことだと考えたのです。

まだまだ小さな輪ができただけかもしれませんが、子どもの防災教育の関わりしろをyamoryが作れたんだな、という手応えを感じることが出来ました。

10校限定の無料枠も!

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今回はクラウドファンディングのストレッチゴールとして、小学校限定10校へ、いえまですごろくを最高5個無料でお届けする枠がご用意できました。すでに数校お申し込みを頂いていて、本当に嬉しいです。どうかこのいえまですごろくが、子どもたちの防災教育のお役に立つことができますように。
■お申し込みはいえまですごろくWEBサイトからお願いします。
http://iemadesugoroku.jp/

yamoryはこれからも関わり代を作る存在になりたい

2019年、このいえまですごろくの増刷プロジェクトを通して一番学んだこと。それは当たり前のことなのですが、「防災は広まらなければ意味がない」ということです。
yamoryがいかに面白く、役に立ちそうなサービスやプロダクトを作ったところで、自分たちの周りだけが「いいね!」と言って下さってもしょうがないのです。(もちろん身近な方々の評価は最高に嬉しいです!)yamoryの目標はそこではなく、世の中の防災をぐんぐん進めていくこと。改めて原点に気づかされました。いえまですごろくの全国的な普及が、それを思い出させてくれたのです。
2020年。yamoryはもう一度フレッシュな気持ちで防災の普及にチャレンジしようと思います。そしてyamoryが1人でその道を歩むのではなく、多くの方々が関われるような仕組みでやりたいな、と。「当事者」「共犯者」を増やしつつ、大きな防災の渦を作っていきたい、そう思っています。興味を持って下さった皆さんのジョインを心よりお待ちしております!

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