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僕が感じている、なごのキャンパスの現在地

僕の会社・株式会社R-proは、名古屋にあるインキュベーション施設、なごのキャンパスの運営団体の一員として施設の発展に貢献しようと日々様々なことに取り組んでいます。スタートからおよそ9ヶ月。なごのキャンパスの現在地について考えてみました。

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■最高のスタートから一転イベント0に

なごのキャンパスは2019年10月に華々しくスタートを切り、あっという間に多くのイベントが開催される名古屋を代表する場として成長を遂げました。その間スタートからわずか1〜2ヶ月。名駅から徒歩10分という立地に加え、ベンチャー・スタートアップ支援が目的のため価格設定もお値打ち。さらには「廃校リノベーション」というキャッチーな建物であることも合間って、一気に認知が広がったのだと思います。
しかし、そんな状況もコロナで一転。名古屋市の事業でもあるなごのキャンパスは行政のガイドラインに従い(民間でもそうしていますが)、イベントは全てキャンセル。予約が取れないとクレームまでいただいた施設が、あっという間に「イベント0」になったのです。そしていつもたくさんの人で賑やかだったコワーキングスペースも閑散とし、一時は本当に誰もいないといった状況も続きました。

※現在はコロナ対策をしっかりとした上でご利用いただいています。写真はコロナ前のコワーキングスペースでのイベントの様子。

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■その一方で名古屋・愛知がスタートアップ拠点として盛り上がるニュースが続々と

そんな中、コロナ禍ではありますがこのエリアのスタートアップには明るいニュースが続々と飛び込んできました。

■NAGOYA CONNÉCT

NAGOYA CONNÉCTは、名古屋市を主催として、ボストン発、世界6ヵ国10都市で活動するVenture Caféが名古屋を中心に運営するイノベーション促進/ 交流プログラムです。
※NAGOYA CONNÉCT WEBサイトより引用

※サムネイル出ないの残念ですが、Venture Caféはなごのキャンパスで今後も開催される予定です。


■スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市

 内閣府が、我が国の強みである優れた人材、研究開発力、企業活動、資金等を生かした世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステム拠点の形成を目指し、地方自治体、大学、民間組織等が策定した拠点形成計画を認定するものです。
※愛知県WEBサイトより引用

コロナでもスタートアップ・ベンチャーを育んでいく流れ・動きは、もやはムーブメントではなく、当たり前に行うべき施策として今後止まることはないのかもしれません。確実に名古屋というエリアはその流れの主流になりつつあると言っても言い過ぎではないと思っています。

■ゆるやかに集まりつつ、有機的につながる場として

なごのキャンパスでは運営側が主催のネットワーキングを定期的に行なっており、緩やかではありますが入居者同士のコラボレーション事例なども生まれてきています。プロポーザルに手をあげる時にチームとして参加したり、デザインのできる会社が他の会社のブランドを作ったり。また入居者同士で投資が行われた事例もあります。

コワーキングスペースの「HOME ROOM」では、まさにこういった緩やかな繋がりが継続的に自然発生的に作られていて、何気ない会話からビジネスに発展したり、また気軽に相談しあえる。そんなコミュニティとして成長してきました。また、入居者はslackで全て繋がっており、オンラインでも同じく自然発生的に生まれてきています。

この「ゆるく」かつ「有機的」という「場」が、なごのキャンパスの一番良いところなのかと感じています。

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■ぜひ、なごのキャンパスで一緒に働けたら嬉しいです!

なごのキャンパスの現在地。もちろんコロナの影響はありつつも、国の施策的な追い風と、わずか数ヶ月ではありますが培われたネットワークによって確実に前進している。また進化していっている。運営という贔屓目はもちろんありますが、入居者さんや利用者さんの熱量に触れているからこそ、そう言い切れます。

なごのキャンパスでは
・プライベートオフィス
・シェアオフィス
・コワーキングスペース
の3タイプのオフィス利用ができますが、なんと人気のプライベートオフィスが現在募集中です。審査はありますが、ぜひなごのキャンパスを盛り上げつつ、ベンチャー・スタートアップとして成長していきたい企業の方に入居していただけたら嬉しいです。

コロナの影響はまだまだ続きそうですが、だからこそ前を向いてアクションを起こすことも必要なんだと思います。気になった方はぜひなごのキャンパスにお問い合わせください。ぜひ一緒に面白くしていきましょう!

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