【食品ロス】ドギーバッグで食べ残し削減!
皆さんこんばんは。
中村です。
金曜日も終わり明日から土日ですね。
予定は立ててますか?
それはさておき、今回は最近注目していたドギーバッグについてシェアしていきます。
1.ドギーバッグとは
ドギーバッグとは、レストランやパーティーで食べ残した料理を持ち帰るための容器や袋を意味します。
英語ではdoggy bag(またはdoggie bag)と表記されるように、もともとは飼い犬のために食べ残しを持ち帰るという建前で用意したもの。
発祥は古代ローマまで遡ると言われている。食事への感謝の印として、残り物をきれいなナプキンで包む習慣がその始まりです。
だが近現代で有名な広がり方は、第二次世界大戦中のアメリカといわれています。
食糧不足の戦時下、ペットの餌も当然不足する。
そこで主人の食べ残しを持ち帰り、ペットに与えるよう奨励されました。
以来ドギーバッグはアメリカ国内で広がりを見せ、1970年代には完全に定着した。なお、そのころにはペットだけではなく人間のための持ち帰りも含まれるようになっていました。
ドギーバッグの用途は主に食べ残しの持ち帰りだ。
国や地域によっては外食で食べ残した料理を持ち帰ることになじみがないが、ドギーバッグ文化が浸透した国では全く問題視されない。
アメリカではハイクラスのレストランでも食べ残しを持ち帰るかスタッフが質問する。
ヨーロッパでもフランス以外では持ち帰りに対する抵抗が少なく、当たり前の行動として日常的に行われています。
店のスタッフに持ち帰りたいと言えば箱に詰め直してくれるし、少し安い店でも持ち帰り用の箱を渡してくれる。料理の無駄を極限まで減らすことができます。
このドギーバッグ文化が日本でも注目され始めている。日本が抱える大きな環境問題、フードロスの解消につながる可能性があります。
2.日本でも普及するか
2019年10月、日本では「食品ロスの削減の推進に関する食品ロス削減推進法」が施行されました。
食品ロス削減推進法の施行を受け、環境省ではドギーバッグの普及のため、啓発の一環としてドギーバッグコンテストを開催しました。
プロのデザイナーだけではなく子どもや学生、一般の人々も応募できるコンテストは好評を博し、日常生活の中で使いやすいドギーバッグデザインが集まっています。
※出典:https://eleminist.com/article/763
3.まとめ
農林水産省の調査によると、日本の外食産業から発生する食品ロスは、年間103万トンにものぼるといわれています。
近年、冷凍食品のクオリティも向上しており、電子レンジで簡単に料理を作って済ませる方も増えてきた印象です。
日本でも当たり前のように普及していくと、食品ロスだけでなく、世に食のありがたみなどのリテラシーも浸透するきっかけになるかもしれませんね。
以上、中村のブログでした。
中村尚渡
※出典:https://www.sankeibiz.jp/article/20220131-ZANQJXDHBBD6VBHCXLYGDEBGCE/
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