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指導教育入門

こんにちは こんばんは 手品のなおと です。

これまで22年間手品をしてきて、少なからず後輩や若手の指導やアドバイス 意見をしてきました。会社に所属していた時は、人財育成というと少々大袈裟ですが、携わってきました。
指導者 教育者とは大変難しい役割です。
ここで今現在思う、指導教育に対する考えをまとめてみます。
(色々と棚上げしますがご容赦ください)

僕の中で色々と行う事を三本柱で捉える事があり、割と当てはまると思っています。
それは 知識×技術×人間性 です。
手品においても指導教育においても当てはまると思ってます。

○知識
誰かに何かを教える為、伝え出来るようになってもらう為には多くの知識、深い知識が必要です。手品に対する幅広い知識、経験なども必要でしょう。これは当たり前です。

○技術
指導教育における技術でティーチングコーチングとあります。日本語訳的にはどちらも教える事なんですが、ティーチングは知ってる知識を与えるイメージ。学校の授業の様なイメージです。コーチングは成長を導くイメージ。目的 目標のゴールまで連れていくイメージです。本人に考えさせる機会も多くなります。これらはどちらが良い。というわけではなく、成長 育成度合いによって使い分け、本人の性質、指導の内容によって変化し、より成長するよう使い分けます。
指導する技術自体にも知識も必要ですし、実際にその技術を身に付ける為に実践し うまくいく事いかない事を沢山経験することも大事です。指導者自身にも受ける人自身にも合う合わない指導方法技術が異なります。トップダウン ボトムアップという分け方考え方もあります。トップダウンは押し付ける 強制的に実行させるトレーニング。ボトムアップは本人から自主的に出来るように行うトレーニング。これもお互いの人それぞれの合うやり方があります。キツめに叱るように言うこと。優しくアドバイスすること。とにかく褒めること。細かく教えるか わざとザックリ教えて行間は考えさせるか。手取り足取り教えるのか。一緒に動いてみるのか。座学中心なのか、実技中心なのか。理屈っぽいのか、感覚的なのか。
指導教育の方法は様々です。「自分にはこの指導法が合っている!」と決め付けずに色んな方法をインプットし、自分のスキルにする方が多くの方を指導教育出来ます。

○人間性
知識と技術がいくらあっても指導者 教育者の人間性無くして人の成長は難しいでしょう。人間性が最悪ならば早く去りたいでしょう。長続きはしません。潰すこともあり得ます。指導を受ける方とのより良い人間関係、信頼関係を構築できることが人間性です。指導者は立場上偉いかもしれませんが、それに驕ってはいけません。一人ひとりを尊重して 成長する事を諦めずに心から関わらなければなりません。指導する分野の知識だけではなく、本人自体に興味関心を持ち、時にはプライベートまで知り 関わることも大事です。人に指導する立場の人は自分で自分を教育し学び成長し続ける気概をもつことです。


ここ最近、とある方から悩みを聞きました。
とある所へ行き パフォーマンスをしています。
そこで、先輩からの指導を受け悩んでいました。
悩みの本人への僕からのアドバイスもしましたが、いやそのとある所の先輩の指導の仕方に疑問が浮かびました。いくら先輩だとは言え、何でも言えば良いわけでは無いし、言い方ってもんがあります。指導方法を知らない、技術が無い、そして人間性が欠けてるのでは。と思いました。でなければ、その場に関係の無い僕に悩みを話す訳が無いのです。指導者がいる事はとても嬉しい恵まれた環境です。そこで解決すればいい。しかし、そこで疑問が生じているので、他へ頼る事になるのでしょう。
と感じて、このnoteを書くことにしました。

もちろん、悩み本人の意見しか聞いていないので本人フィルターを通している事は承知なのですが、まんま受け止めるとそうも考えられたので。そのキッカケいただきました。ありがとうございます。

フリーランスになり、指導教育する機会はほぼ無くなった現在です。教えることが好きで、人が成長するのが好きなので、そういう機会を作ろうかとも思っています。
ストレングスファインダー的には成長促進の性質があるみたいなので。

読んでくださりありがとうございます!
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