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『あひるの空』全51巻を振り返る 6巻

こんにちは。なお’s blogのなおです。
今回は『あひるの空』振り返り第6回です。毎日更新を心掛けていたのですが、昨日は一切時間が取れませんでした。
また今日から頑張って更新していきます!

では早速「あひるの空」6巻を振り返っていきましょう。

6巻は北住と練習試合がついに始まります。
序盤こそは、ナオちゃんの作戦通りのDFが見事にはまり接戦を繰り広げます。しかし、第2Qから不穏な空気が流れ始めます。
北住の2年エースの蒲地太郎の活躍、百春のリバウンド不調と徐々に差が開き恥じます。かろうじてトビが点差を食い止めてはいるが、果たしてどちらに勝利の女神がほほ笑むのか。

7巻が待ち遠しくなる1冊です!

今回も下記のフォーマットに従って振り返っていきましょう!

1.本巻の注目キャラクター
2.連動して読むならこの巻
3.深読みするためにもうひと押し

1.本巻の注目キャラクター

今回の注目キャラクターは何と言っても「蒲地太郎」(CV.福山潤)です!

蒲地

北住の2年生エース。得意のストップ&ジャンプシュートの他に、ドライブのキレ、3Pも打てるバランスの取れたSF(スモールフォワード)。とにかくナルシストで、作中ではネタキャラになりが地ですが、その実力は本物。自他共に認める天才です。

七尾ナオとは親戚関係で、ナオちゃんに恋しており、度々アタックしています。

とにかく髪の毛のキューティクルに命を懸けている太郎ですが、29巻ではまさかの坊主で登場しています(笑)

太郎 防雨

26巻の川崎交流戦でクズ高に敗北したことがキッカケで坊主にしています。自身のせいで負けたと思い、覚悟の坊主です。いつもネタキャラなので馬鹿にされがちですが、責任感とバスケへの熱はホンモノですね。

北住は川崎市、同地区の高校なので、登場回数も多いので是非チェックしてみて下さい。

2.連動して読むならこの巻

連動して読むなら、26巻をオススメします。
26巻では川崎地区で行われる交流戦が開催されます。そこでクズ高は北住と再戦を繰り広げることになります。


6巻では初合宿後の初めてチームとしての初試合。
26巻では冬の厳しい合宿終わり、同好会から正式に部活になった後の初試合になります。

チームとしての完成度は6巻とは別次元です。チームとして仕上がりを見せるクズ高。6巻とはまるで試合展開が違うのもポイントです。
しかし、やはり太郎はホンモノ。交流戦では圧倒的な才能でクズ高を圧倒する場面も。
26巻はクズ高の初心者3人組の活躍もありますので、6巻と比較で読んでみるのもおススメです。

3.深読みするためにもうひと押した

太郎はネタキャラになりがちですが、実力はホンモノです。
空のプレースタイルの原型を作り出したのは、実は太郎なのです。

太郎は身長174㎝と、空と比較すれば大きいですが、全体でみるとスモールプレイヤーです。才能だけでは勝ち上がっていけません。
そこで身に着けたスキルは「ストップ&ジャンプシュート」です。

太郎は小さいからこそ、「ストップ&ジャンプシュート」を極めました。小さい選手は目の前にブロックがないことはほとんどありません。

空に至ってはさらに死活問題になるほどです。
そこで、空は太郎のとにかく早くシュートを打つことだけに集約した、「ストップ&ジャンプシュート」を参考にして練習を開始します。19巻~20巻の「モンスターバッシュ」という大会ではその成長を太郎に見せつけます。さらには26巻の北住との再戦では、太郎のコピーではない完全に自分のものにしたオリジナルの「ストップ&ジャンプシュート」にまで昇華さています。

空のスモールプレイヤーのライバルに大栄の鷹山、菊川の二ノ宮などがあげられますが、作中で初めて出会い、自身を成長させた初めてのスモールプレイヤーは「蒲地太郎」なんです。

6巻は作中でも随一の実力、そして圧倒的な存在感あふれる「蒲地太郎」率いる北住と一戦が繰り広げられる一冊です。
7巻での決着も気になるところです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
7巻振り返りでお会いしましょう。




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