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『あひるの空』全51巻を振り返る 1巻

こんにちは。なお’s blogのなおです。
「東京マンガレビュアーズ」の沢さんのBLEACHを全巻振り返るを拝見して触発して初めて見ました。


私の一番大好きな漫画「あひるの空」について1冊ずつ振り返っていこうと思います。

1.表紙を飾るキャラクターについて
2.連動して読むならこの巻
3.深読みするためにもうひと押し


一旦このフォーマットを参考にして語っていきたいと思います。
ただ「あひるの空」は35巻より表紙にキャラクターが居なくなるので、フォーマットはその巻に沿って随時変更しながら行います。


1巻の表紙・車谷空について

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1巻の表紙は主人公・車谷空(くるまたにそら)です。
背表紙のセリフは、「これはー僕の翼です。

150㎝の脅威の3Pシューターです。ポジションはSG(シューティングガード)→PG(ポイントガード)と千秋のポジションチェンジに伴ってポジションアップしています。

身長変遷
149.22cm(4巻)→150cm(15巻)→153.2(34巻)→155cm未満(39巻)、公称(メンバー表での表記)は160cm(40巻)

バッシュ変遷
アシックス ジャパンプロ→ナイキ エアズームフライト5→ナイキ エアズームブレイブ3

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母親の車谷由夏(ゆか)より譲り受けたバッシュ:アシックスジャパンからナイキエアズームへ変わったときは空の精神的成長も兼ねて重要なシーンだと思います。

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身長150cmと異常に小さいからだから繰り出させる3Pは脅威ですが、一人では輝けない残念な存在と千秋に評されるシーンもありますが、3Pの精度の高さに加え、身長以外のことはすべてやってきたかなりの努力家でもあります。

12巻まで一気読み

あひるの空を読み続けていくうえで、欠かせないのはやはり12巻でしょう!
由夏との病院での最後の会話は正直涙なしには見られないと思います。
さらに、IH予選まさかの初戦敗退からの部室が火事による廃部騒動。
母親との別れによる空の精神的成長に加え、バスケ部廃部からの再興までの長い道のりの重要な1巻になっていると思います。


深読みポイント!

あひるの空は何といっても空、百春、千秋との関係性でしょう。
作品中幾度となくこの3人の他とは違う関係の特別さが語られています。
この3人が出会った重要な1巻ですが、千秋は少し謎のまま終わってしまいますが、百春とはこの1巻から関係が始まります。

百春が学校裏でダンクしてるのを見かけた空が、
「本物の翼で飛んだらーどんな景色が見えるんですか?」

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翼(身長)がない空からしたら、百春のダンクは特別羨ましいはずです。そのために3Pを極めたともいえます。
ジャンプ力しかないとネガティブだった百春には嬉しい一言だったと思います。百春がバスケをやめた理由が6巻で深く語られるので1巻を読み替えすと、より百春の心情が読み解くことが出来ますね。

ちなみに九龍頭高校は不良高校の設定ですが、巻数が進むにつれて不良高校設定が消えていくので、不良が出てくる貴重な巻でもあります(笑)

1巻はあひるの空を読み進めるほど、重要な1巻だと再認識することが出来ました。
アニメも今期より始まってます。(現在44話)YouTubeで現在見ることが出来るので下記リンクより是非。OPが滅茶苦茶アツいのでまだの方は是非見て欲しいです。 the pillows最高です。

もうあひるの空を読んでしまった方も、まだの方も是非手に取ってみてください。本気でオススメできます。


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