子どもと一緒に健康について学ぶ「くびのびぃる」
僕の会社で作った面白健康グッズです。
【創意工夫】
昔から姿勢を正すときに、「頭頂を天井に引き上げて!」とか、「頭を紐で引っ張られているように意識して!」とか言いますね。
姿勢を正すポイントは「頭頂」です。
直立二足歩行をしている人間にとって、背骨を重力に負けずに持ち上げる時のトップが頭頂なんですね。
ピラティスの考案者であるジョゼフ・ピラティス氏も頭を引き上げることの重要性に気づかれていました。
彼はたくさんの健康器具を作っているんですが、その中に頭のてっぺんに物を載せてヤジロベエのようにしてバランスを取る試作品があります。
とてもユニークですね。
僕はもちろん直接彼から習ったことはありませんが、彼の残した書籍を通して、そして、彼の弟子から彼の人となりを想像しています。
彼はとても創造的で、自信家で、ユーモアがあり、情熱的だったでしょう。
創造性という点で僕も恥ずかしながらアイデアがありそれを形にしました。ただのグッズだと面白くないので、子どもと一緒に工作しながら姿勢について学ぶ教育的なものにしました。
【くびのびぃる】
姿勢改善のグッズの名前は、テーマそのまま「くびのぃる」です。
構造はとっても単純。輪っかの黒い部分を脇の下に、黒い横ベルトを頭頂に。
肩を下げると頭頂が伸びます。
そうすると姿勢が勝手に良くなるんですよね。これテレビ東京「トレたま」でも取り上げていただきました。
【子どもの頃から】
予防はやっぱり子どもの頃からの教育が大事ですね。
日本の教育では健康や病気に関しての基礎的な知識が少なすぎると思っています。生物とかで他の生き物の発生や解剖を学ぶならまず人間のそれでしょう。
内臓の配置さえ知らない人がいる。関節の構造体も知らない。正しい姿勢や歩行に関しても。行進教える前に正常歩行教えて欲しいですね。
気を付けの姿勢を教える前に正しい姿勢を教えて欲しいです、、、。
生活習慣を作るのは教育です。義務教育の中に病理学や解剖学を入れれば大きく予防効果が出るでしょう。ただし、時間がかかります。
目先の事ばかりに意識がいっているので、介護予防事業になってしまうんです。根本的な問題解決法も一緒に行なって欲しいですね。
小さな活動ですが、予防のための社会への啓蒙続けます。
「くびのびぃる」の購入はこちらから。
Yahooショップ「Health Gear Select Shop」
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