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Yoga Makaranada〜現代ヨガの父の本から今のヨガを鑑みる〜

【現代ヨガの父】

ヨガの歴史は約3000年と言われていますが、身体にフォーカスしたヨガといえばハタヨガです。そのハタヨガの中でも現代ヨガの父と言われるのがクリシュナマチャリヤという方です。

その息子であるデシカチャ氏は晩年のクリシュナマチャリア氏の教えを伝える学校「Krishnamacharya Yoga Mandiram」をチェンナイに設立しています。

巷で流行っているパワーヨガの原型は、アシュタンガヴィンヤサヨガというスタイルですが、そのまた原型はクリシュナマチャリヤ氏のヨガです。

アシュタンガヴィンヤサヨガの創始者のパタビジョイス氏はクリシュナマチャリヤ氏の弟子です。

マイソール王国のヨガ道場「Yoga sala」の先生がクリシュナマチャリヤ氏でその生徒が、パタビジョイス氏であり、アイアンガー氏でした。ですので、本当に現代のヨガブームのは発祥地といってもいいでしょう。

クリシュナマチャリヤ氏はブラフマンの家の生まれで、ヴェーダ、サンスクリット語を学び、厳格な家庭で育ったようです。その後奨学金をもらって大学に進み。多くの賞を得ているようです。とても博学な方だったのでしょう。

ヨガの実践も彼が100歳まで生きたことからも説得力がありますね。


【Yoga Makaranda】

クリシュナマチャリヤ氏の残した貴重な書がYoga Makarandaです。マイソール王国から出版されているようです。

これは、インターネット図書館でアーカイブとして無料で閲覧、ダウンロードが可能です。INTERNET ARCHIVEからチェックしてみて下さい。

とても豊富な写真とアーサナの解説が載っています。

女性の実践に関する注意点やアーサナの効果などかなり細かく記載されています。古典文献よりも現代な分詳細に記述してるというのはとても参考になります。

ぜひ参考にしてみて下さい。色々な気づきや発見があると思います。

ダイジェスト版の解説を聞きたいという方は5/23(土)にオンラインでWSを行いますので参加してみて下さい。僕なりの解釈も踏まえて、ポイントをお伝えします。


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