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【日記】「なんにもしたくない!」森川那智子著

ヨガ指導者としての大先輩の書籍を拝読させて頂きました。
頑張りすぎている多くの方に手に取って頂きたい内容でした。

森川先生は、こころとからだクリニカセンターの所長をされている方で、長年カウンセリングとヨガ指導をされています。

本の構成としては、カウンセリングにいらしたクライアントさんの出来事を題材として、どうしてこう思ったのでしょう?とか、こんな風に変化されて行きましたという経過を伝えつつ、そこでのキーワードや心のポイントを解説されています。

先生のやりとりで大切にされていることが本当によく出ている内容でした。
こういう方に話を聞いてもらうと、みんな氷が溶けていくようにリラックスできるのだろうなと感じました。

長年の経験の成せる技と言いますか、年の功もあるのでしょうが懐の大きさを感じます。
僕はもうおじさん世代ですが、まだ人生の中では半ば、まだまだ未熟です。
先生のような大らかで包み混まれるような優しさが出せるまではあと20年は必要だと思いますが、ヨガを習うなら、おすすめする先生は、森川先生のような方ですね。

ヨガと人格に矛盾がまるでない。
先生は、マインドフルネスをとても強調されておりますが、先生の根底には、あるがままという要素もありますが、何よりも肯定なんだろうと思います。

やはり根源的なポイントは、「大丈夫だよそのままで。」という肯定なのでしょう。
それは、どんな子どもであっても、親にとっては最愛の子であるよに、愛という感情に近いものなのでしょう。
だから、その中に包まれると、脱力し、拘りがなくなり、素直になっていくのではないでしょうか。

先生は高田馬場でセンターをされています。
気になった方は、伺ってみてはいかがでしょうか。

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