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【マガジン】古典アーサナPart2

今回はヨガスートラ YSとゴーラクシャシャタカ GS、ハタヨガプラディーピカ HYPで紹介されているアーサナを見ていきたいと思います。

ヨガスートラ

実は、ラージャヨガの古典文献であるヨガスートラでアーサナについては以下のように記されています。

姿勢は確固とした、そして快適なものである。

YS2-46

YSではアーサナは姿勢であり座法です。
座法に熟達するということは、自分の肉体を忘れるような状態です。

座が征服されたら、二元性が邪魔をすることはない。

YS2-48

良い悪いとかの二極的な考え方が消えるとあります。
多くの物事は価値判断をしています。
どっちが良いとか、どっちが悪いとか、、、。
こういう対立が心を乱すと。
アーサナが安定するとそういう対立がなくなるということですから、アーサナはもう瞑想状態ということになります。

ラージャヨーガではこの様に現代の体操のようなアーサナは解説されていません。
瞑想する座法がアーサナであり、アーサナは瞑想の準備そのものということです。

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