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「〇〇してもいいでしょうか?」「〇〇はいけないでしょうか?」頭で答えを出そうとする方へ
ヨガの指導中によく質問されることに、以下のようなものがあります。
「首がつらいんですけど、上を見なくてもいいのですか?」
「手が辛いんですけど、下げちゃいけないですよね?」
「体がきついんですけどやり続けるとよくなりますか?」
今日も聞かれました。
僕は初回の人がいる場合は、クラスのはじめに次のような注意点を話します。
「無理やりに我慢してポーズをとるのは控えましょう。」
「呼吸が止まったり、荒くなったら無理してるサインですので、自然呼吸で行いましょう。」
「考え過ぎないように、体の快適な場所を探しましょう。」
「このクラスの時間内では、快適なこと以外は行わなくていいです。」
「しかめ面をしたり、表情が歪むようなことはしなくていいです。」
このように説明しても、やはり終わった後に、「つらいんですけど〇〇していいでしょうか?」とか「つらいんですけど〇〇はいけないですか?」などの質問を受けます。
【体が答えを持っている】
許可を求めようとしているのは、「〇〇すべき」、「〇〇してはいけない」というような規範や規則があって、それを守ろうと頭で思っているからです。
多くの方は、答えを言葉で欲しがります。
つまり、期待している答えは「〇〇しなきゃいけません。我慢して。」か「〇〇しなくていいですよ、楽にして下さい。」のどちらかです。「◯、×の世界」です。
でも、実際には◯か×のような答えではないですよね。
ちょうどいい塩梅を探すのがヨガです。
そしてその塩梅は、頭ではなく体の塩梅です。ですから、頭で考えても答えはないんですね。答えは体が知っているんです。
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