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【日記】楽しみの代償〜スポーツとその後遺症〜

実は僕は右股関節を痛めています。
怪我した当時は2週間くらい杖をついていました。
片足立ちは痛くてできず、寝返りの度に痛くて起きるという日々を送ってました、、、。

それはトレイルランニングの試合の後でした。
登山は好きだったし、子どもの頃は走って山を登り降りしていました。
大人になって、トレイルランニングというスポーツができ、あぁこれは自分が大好きなものだと思って飛びついた。
でも変に自信があったせいで十分な練習をせずに試合に出てしまったのです。

登りはいいけど、降りはすごい衝撃。
それをジャンプして次から次へと股関節に与えていく。
今考えればそりゃ壊れるなと、、、。

先日、トレイルランニングの第一人者で世界的に有名な石川弘樹さんが両方とも人工股関節になったことを知って驚きました。

Twitterで彼は大腿骨頭を酷使してきたことを詫びている。

これ実はヨガ業界にも言えること。
僕の先生である豪州のサイモン氏はアシュタンガヴィンヤサヨガの達人だった。
ヨガは体にいいと信じ、グルの言うアーサナを練習してきた。
そして今60歳を超えて、周りを見回したらその頃一緒に練習していた仲間が悉く人工股関節になっていたと。

股関節はルーズになると関節症のリスクが高まります。
さらに無理やりなストレッチなどは股関節の圧縮刺激となり軟骨や関節唇を痛めかねません。
僕ももうトレイルランニングで股関節には古傷があるので、気をつけないと近い将来関節症になるでしょう。

トレイルランニングはとっても気持ちいいです。
爽快になるし、景色はいいし、獣を追っていた古代の野生感覚が刺激されてなんとも言えない充実感があります。
ヨガも最高に気持ちいい。
体が解放されると心も解放されます。
できなかったアーサナができるようになるとすごい達成感があります。

しかし、その楽しさの代償が関節に来ているとしたら、、、。
どこかで代償を払わなければいけなくなります。

それは、美味しい糖質をとりすぎて糖尿病になり、油を取りすぎて肥満になり、お酒をとりすぎて肝硬変になるのと一緒です。
楽しいスポーツや運動の代償は変形性関節症なのです。

僕もそのリスクは他の人以上にあります。
石川さんがこれからトレイルランニングに対して、自分の経験を踏まえてどのような発信や注意喚起をしていくのか見守っていきたいと思います。
まずは、順調にリハビリが終わって、日常を取り戻すことを祈っています。

楽しい、気持ちいいはドーパミンでありアドレナリンです。
ヨガは特にセロトニンによる快適さの中にいることを求めています。
代償のいらない快適さをヨガとしては伝えていきたいですね。

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