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予防運動関連まとめ

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予防医学を運動の側面から実現するのが予防運動療法です。予防運動の考え方や啓蒙のための記事を集めました。
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2020年7月の記事一覧

この運動何回すればいいですか?

運動指導でよく聞かれますね、「この運動何回すればいいですか?」って。これ元プロ野球選手だったイチローさんがある対談で面白いことを言ってました。それ僕もよくいうことだったので、共感して嬉しく思いました。 さて何回すればいいのでしょうか?皆さんなりの答えありますか? 【回数という基準】そもそも、回数というのはなぜ必要なのでしょうか。 それは筋力をつけるために、(負荷×回数×セット数)で筋肉への総体的な負荷(総負荷量)を決定するためです。 負荷量とセット数と合わせることで回

「予防運動のサークル」について

予防運動のサークルは、ヨガ、ピラティス、Physioの3分野3プランでそれぞれ予防医学の実現のために何ができるかを探求していくサークルです。 【掲示板】サークルの基本的な構成は「掲示板」になります。ここで、サークルメンバーのみが閲覧できる情報共有のためのチャットのような機能です。 メンバー以外は閲覧できません。 本サークルは世の中に根拠を持って、ボディワークを予防医学として用いるためにお互いに研鑽し合う場です。積極的な意見交換を希望します。 まず加入したら以下のことを

子どもと一緒に健康について学ぶ「ここざこつ」

子どもと学ぶ健康キット「ここざこつ」の紹介です。 【坐骨の大切さ】人は歩く動物ですが、現代ではとにかく座っている時間が長いですね。ディスクワークだと1日のほとんどが椅子という人もいるでしょう。 リモートワークなんて移動がないからもっとですよね。 ある報告では座位時間と寿命に関係があっという話もあります。日本は特に座っている時間が長いとか、、、。BUSSINESS INSIDERの記事へ。怖いですねぇ。 理想的な座り方は坐骨で座ることです。でも、多くの方が仙骨座りという

子どもと一緒に健康について学ぶ「くびのびぃる」

僕の会社で作った面白健康グッズです。 【創意工夫】昔から姿勢を正すときに、「頭頂を天井に引き上げて!」とか、「頭を紐で引っ張られているように意識して!」とか言いますね。 姿勢を正すポイントは「頭頂」です。 直立二足歩行をしている人間にとって、背骨を重力に負けずに持ち上げる時のトップが頭頂なんですね。 ピラティスの考案者であるジョゼフ・ピラティス氏も頭を引き上げることの重要性に気づかれていました。 彼はたくさんの健康器具を作っているんですが、その中に頭のてっぺんに物を

優しさが鍵〜マッスルリセッティング法〜

中国医師の黄さんが考案したマッスルリセッティング法は画期的です。 僕も認定インストラクターとしてセルフケア講習会の開催などで啓蒙活動に関わっています。 【優しさ】黄さんの動画を見ていただければその人となりが滲み出ているのがわかると思いますが、黄さんはとっても優しい方です。 僕は運動療法の専門家としてどちらかというと、癒しや、マッサージ、ストレッチ的なものよりも運動する積極性、自主性を重んじる指導を意識的に心がけてきました。 揉んでもすぐ戻る!結局自分でコンディショニン

オンライン講座情報「予防運動療法の考え方」July 26th ,2020

オンライン講座の告知です。 【予防運動療法】予防運動療法とは僕が2011年から使用している概念で、「運動療法を用いた予防医学のこと」です。まさに予防医学の実現を目指す僕の使命そのものを表しています。 なぜ予防医学に運動療法なのか? 予防というと生活習慣病予防、虫歯予防が一般的だと思います。その具体的な方法は食事療法に適切な投薬、そして予防に関する実践です。 生活習慣病であればウォーキング、虫歯であれば歯磨きでしょう。 では、変形性膝関節症の予防には何をしたらいいので

再生

マッスルリセッティング法の紹介

考案者黄さん自ら解説している紹介動画です。マッスルリセッティング法は、ストレッチとは真逆の発想で、筋肉を弛ませて緩める画期的なコンディショニング法です。揉み返しも、オーバーストレッチの危険性もありません。僕も自分にもクライアントさんにもストレッチング以上に多用している技術です。セルフケアもできます。詳細はマッスルリセッティング協会のHPを参照して下さい。WSや講習会情報も載っています。優しい、安心安全な体の癒しの技法を多くの方に広まることを祈っています。