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ある日の父娘の会話より〜音楽はリフだ

部活やバイトで遅い次女を駅まで迎えに行くことは多い。家までの車中のこと。

「お父さんが流してる音楽に興味持ったことある?これ誰かな?とか」
「ない」
「あはははははは…」
全部同じに聞こえる

実は同じような質問を長女にしたこともあって、その時の答え。

同じところをぐるぐる回ってるように聞こえる。前に進んでる感じがしない

最近かけた曲はこちら。

The Track Of My Tears / スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
My Girl /テンプテーションズ
Crazy Love / ヴァン・モリスン
Jet / ポール・マッカートニー&ウィングス 
The Comedians / エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ
Power Of Love / ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
Run Baby Run / シェリル・クロウ
Linger / クランベリーズ
I Can See You / テイラー・スウィフト
Rain On Me / レディー・ガガ

色々考えた結果、娘たちが持った感想は、実は根底では同じだという結論に達した。そんな大袈裟なことではないが(笑)。

つまり、僕が好んで聴いている音楽は反復音楽。リフを煮詰めながらグルーヴを高めていく。R&Bやロックンロールはまさにそう。それが彼女たちには「どれも同じ」「同じところを回って前に進んでない」と感じたのだろう。最近のJ-POPは、展開が目まぐるしい曲調が多いから、余計そう思えるのかも。あと、R&Bのバックビート(シンコペーション)が彼女たちの世代には合わないのかも。J-POPは頭から(一拍目)からズンズン行くので。それと娘2人がやってる吹奏楽も基本は同じリズム。吹奏楽のレパートリーでジャクソン5の"I Want You Back"を演奏したりするんだけど、アレンジされてバックビートじゃなくなってたりするから、なんか違和感ある。

自分の音楽的指向性が分かっただけでも良かった。別に親の趣味を押し付ける気はさらさらないからね。

my note #104

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