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最低で最高のロックンロール・ライフ / 水上はるこ

洋楽に興味を持った70年代半ば。その入り口に立って案内してくれたのは、まずはラジオ。地元福岡、松井伸一さんの「KBC今週のポピュラーベスト10」。
松井さんについては、九州・福岡以外で知らない方もいるでしょうから、こちらをご覧ください。チープ・トリック初来日時にリック・ニールセンからステージに呼ばれたりするくらい、影響力のあったDJです。
福岡の洋楽文化に影響を与え続けたゴキゲンRADIO


そして渋谷陽一さんの「ヤング・ジョッキー」「サウンド・ストリート」。渋谷さんについてはこちら。

そして雑誌では「ミュージック・ライフ」。洋楽を聴きはじめた頃、編集長を務められたのが水上はるこさん。この本は水上さんの音楽人生そのもの。 

最低で最高のロックンロール・ライフ

僕が福岡のクロスFMでディレクターやってた90年代半ばのある日。プロデューサーの松井伸一さんが「水上はるこさん、ゲストに呼べるけど、どう?」と聞かれ「是非ともお願いします!」。水上さんは10代の頃、松井さんの番組のリスナーだったそう。当日サブの椅子に座ってスタンバッてた水上さんを見てさすがに緊張しました。

まだ読み始めたばかりですが、多くのスターとの交流や取材風景がリアルに浮かんで来て、ぐいぐい引き込まれます。ロック・ファン、必読の一冊です。

my note #113

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