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一人で頑張るvs仲間に頼る

何かの目標を達成しようとする時に、

「なるべく一人で頑張りたい」という人もいれば、
「なるべく人の力を借りたい」という人もいると思います。

どちらが良いか悪いかは、一概には言えませんが、

いつも同じパターンで、自分にとって慣れた方ばかりを選んでしてしまう人が多いのではないでしょうか?

一人で頑張ることにも、他者に頼ることにも、どちらにもメリットとデメリットがあります。

一人で頑張る場合は、自分のペースを大事にでき、自由に取り組むことで、その時々のこだわりを満たして、心地よさを感じることができますが、

視野が狭くなって、結果が出るのに時間がかかったり、できることが限られたりします。

他者に頼る場合は、弱みを補完してもらえて、短時間で大きな成果を出すことができたり、思っていた以上に遠くに行くこともできますが、

他者が多く関わるほど、意思疎通に時間をとられ、予想外の対処が増えて、自分と向き合う時間が減ってしまうこともあります。

どちらを選んでも良いとは思いますが、いつも同じ選択ばかりしている人は、

「慣れた行動ばかりすることで、どんな損をしているのか?」と考えてみるのも良いかもしれません。


私たちの脳は、フォーカスした情報以外を盲点にしてしまうので、慣れている行動ばかり選ぼうとすることで、その行動のメリットしか見えなくなり、

その行動によって、実は損していることや、別の行動によってもっと良くなれることが見えにくくなってしまうのです。

自分ではいつも、ニュートラルに物事を見ているつもりでも、人の認識はどこか偏っているものです。

それを自覚できている人は、常に自分の考えや習慣を疑い、違う情報にもアクセスして、自分を見直すことができますが、

自覚できていない人は、いつまでも同じパターンで生きてしまい、なかなか改善されません。

相反する2つの考えや行動があった時に、いつも片側だけを正しいと信じ、片側の考え方だけを補強し、選び続けるのではなく、

両者のメリットとデメリットをバランスよく見て、状況によってどちらも選べる自分になれると、仕事をもっと柔軟に、スムーズに進められるようになると思います。

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