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盤双六考再び!?
ポチッとな
盤双六の駒と
振り筒は
ずっと手に入らんかなぁ
とおもってた。
そんな矢先、
某オークションサイトに
無地の黒柿の盤と
振り筒および駒がでた。
駒の数はすこし足りないようだ
本来の盤双六の駒数は
白、黒各15個である。
しかし、
どシンプルながら
渋い‥実に渋い
振り筒は漆で仕上げてあり
白駒は鹿の角?か何かしらの骨であろう。象牙ではないのか
黒は黒檀なのか、落としてみないとわからない。
うーん
「ポチッ」
あっ!
いけない人差し指さん!
自分の意思に反して
かってに!
これだから人差し指さんは‥‥
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375013/picture_pc_7f9491152423f31f806683f60d5e4400.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375015/picture_pc_8598096f46fd416c936c5db93c00b78e.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375016/picture_pc_1deef4e7f4212a3efaff8bfcd2e0a324.png?width=800)
落ちちゃった
とおもってたら
なんと、そのまんまの金額で落ちてしまった。
ちなみにその横に出てた盤双六は
見事な蒔絵だったので数万になっていた。
どうしよう
送料の方が高い…
まっいっか!
というわけで、実物が来た。
初めて駒を手に取る。
そう。
実際の質感とかは
大きさも手に触れないとわからない。
不足した駒をつくる
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375376/picture_pc_4fa469eec3e15ebb9935767a6b3cc3f1.jpg?width=800)
サイコロは骨製かな?
かなり古い。
振り筒もいい感じである。
多分、鹿の角製で、黒駒も木製ではあるが黒檀ではないだろう。
というわけで、
まずは足りない駒を作ってみた。
諸事情あり、鹿の角はあれども
まだ加工はできない…(トラウマや)
なので、木製でつくっていく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375283/picture_pc_89135bb5610db8a4b5dc1ed2f0512a00.jpg?width=800)
同じ直径の丸木を切って
丸い凹みもバイスによってつけたのに塗装。
しかーし
塗装により、水を吸って
せっかくの凹みが
膨らんでしまった。
しかし、なんとか完成。
15づつ揃った。
とてもよい。
だいぶよい。
蒔絵風
しかし
なんか物足りない。
…面裏の無地の漆面がおもしろくない。
そこで、
塗ってみた…
確かに江戸時代のものであろうけれど、安く落ちたし、使いたいので可愛くしたい。
その為、蒔絵風に自力で描いてみよう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375576/picture_pc_a121f0c9f1da898044ea51e41d89e4f3.png?width=800)
その結果
これが
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375575/picture_pc_a3a12665dcfdceae7e32e6bd2bada5a3.jpg?width=800)
こうなった。
一面は「藤と蝶」
そして
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375736/picture_pc_219d47cba2bad94d7f5972139fcff61a.png?width=800)
こっちは
こう!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112375765/picture_pc_9d95132f13c675788c18a20b5fed9155.jpg?width=800)
紅葉と蜻蛉
やっててすごく楽しかった。
蒔絵の職人さんすごいなぁ。
家紋の丸とかどないして描いてるんやろか。
もし、すごい価値あったら
絵の具は落として無かったことにしようww
今家持ち帰ったら
奥さんブチギレして
江戸期だろうがなんだろうが
捨てるでしょうから
しばらく児童館においておこう。
というわけで、
実際に盤双六やりたいひとは
六甲道児童館へどうぞ!
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