見出し画像

盤双六考再び!? 


ポチッとな



盤双六の駒と
振り筒は
ずっと手に入らんかなぁ
とおもってた。

そんな矢先、
某オークションサイトに
無地の黒柿の盤と
振り筒および駒がでた。

駒の数はすこし足りないようだ
本来の盤双六の駒数は
白、黒各15個である。

しかし、
どシンプルながら
渋い‥実に渋い
振り筒は漆で仕上げてあり
白駒は鹿の角?か何かしらの骨であろう。象牙ではないのか
黒は黒檀なのか、落としてみないとわからない。

うーん
「ポチッ」

あっ!
いけない人差し指さん!
自分の意思に反して
かってに!
これだから人差し指さんは‥‥

落ちちゃった

とおもってたら
なんと、そのまんまの金額で落ちてしまった。
ちなみにその横に出てた盤双六は
見事な蒔絵だったので数万になっていた。

どうしよう

送料の方が高い…

まっいっか!

というわけで、実物が来た。
初めて駒を手に取る。
そう。
実際の質感とかは
大きさも手に触れないとわからない。


不足した駒をつくる

サイコロは骨製かな?
かなり古い。
振り筒もいい感じである。

多分、鹿の角製で、黒駒も木製ではあるが黒檀ではないだろう。

というわけで、
まずは足りない駒を作ってみた。
諸事情あり、鹿の角はあれども
まだ加工はできない…(トラウマや)

なので、木製でつくっていく。

同じ直径の丸木を切って
丸い凹みもバイスによってつけたのに塗装。

しかーし
塗装により、水を吸って
せっかくの凹みが
膨らんでしまった。
しかし、なんとか完成。
15づつ揃った。

とてもよい。
だいぶよい。

蒔絵風

しかし
なんか物足りない。

…面裏の無地の漆面がおもしろくない。


そこで、
塗ってみた…

確かに江戸時代のものであろうけれど、安く落ちたし、使いたいので可愛くしたい。
その為、蒔絵風に自力で描いてみよう。

その結果
これが

こうなった。
一面は「藤と蝶」

そして

こっちは
こう!

紅葉と蜻蛉

やっててすごく楽しかった。
蒔絵の職人さんすごいなぁ。
家紋の丸とかどないして描いてるんやろか。


もし、すごい価値あったら
絵の具は落として無かったことにしようww

今家持ち帰ったら
奥さんブチギレして
江戸期だろうがなんだろうが
捨てるでしょうから

しばらく児童館においておこう。
というわけで、
実際に盤双六やりたいひとは
六甲道児童館へどうぞ!

この記事が参加している募集

#我が家のDIY

2,356件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?