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盤双六考③

盤双六考その3


こどもたちと、盤双六してて
いろいろ言葉のはじまりについて、
ブツブツかんがえる。
変なやつだ。

『双六』
双六という語源はこの盤双六では、サイコロを二つ振り6のゾロ目が勝負を左右するから

盤双六のサイコロ振って、
駒を動かす動作が絵双六にも通じている

『ふりだしにもどる』
盤双六では、相手の駒が一つのところに自分の駒を移動させると相手の駒が『ふりだしにもどる』
つまり1番初めにもどるのだ。

てことは、人生ゲームが
『台風に吹き飛ばされてスタートに戻る』なら、
振り出しに戻るじゃないのはサイコロじゃなくて、ルーレットだからなのか?そこまでかんがえてたらしぶい。

『あがり』
そして、双六ではゴールを
『あがり』という。
アガリの語源はなんぼ調べてもでてこない。
お茶の上がりは花柳由来らしいが、
双六などのあがり(ゴール)はこれとは違う。
ここからは推論ではあるが、
盤双六では、相手の陣地に自分の駒が全てはいったらゴールである

すべて、相手の陣地にあがりこんだら勝利ということではないか。
『商売あがったり』というのは、詰んだ(勝った)あとだから何もすることがない
のではないか。

今回買った盤双六には、
おそらく数百年前の半円形の傷がたくさんついている。かつては女性の嗜みだったそうで、雛人形にも貝合わせとともに盤双六のミニチュアがあったりする。

誰がつかって、
どんな話しよったんかなぁ

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