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盤双六考②

《盤双六考その2》


家に
巨大な
段ボールが届いた!
カミさんの顔が怖い
机です。机にします!!
机ちゃうかな…きっと机です!

やっちまった!
だって、漆が、蒔絵が綺麗だったんだもん!

前に書いた『盤双六』という
日本版バックギャモンである。

江戸時代の天保の頃の記述では
廃れた遊びでルールを知るものは限られる
と記述があり
明治にはほぼ廃れている・・・・って
これ何年前のやねん。



でもって、実際にみてみてわかることもある。
双六盤は塊の木の裏面を削り出して
漆塗りし、
蒔絵が施されてる
表面の白のラインは象牙かもしれん。

なぜ木を組み合わせるのではなく
一つの塊から作成し、削り出しているのか、

ここからは推測
これは、将棋盤や碁盤の裏面
『血溜まり』と同じ仕組みと考える。

以下参考ページより

将棋盤の裏の中央の凹み。正式名称は「音受け」であるが、俗に「血だまり」と呼ばれ、対局中に横から口を挟む第三者の人間の首を切って、引っくり返した盤を台にして首をそこに置いて血を溜めたという言い伝えがある。

実用上の目的としては、盤に駒を指したときの音が良くなるようにとも言われ、「音受け」の名前はこれに由来する。また、製造工程で盤にひびやゆがみが発生しないようにしているものであり、『日本将棋事典』(2004年)によれば、盤の内部の水分をここから外に逃がしているものである。

と言うことらしい。
大名所以の博物館にあるものは
将棋盤と囲碁盤とこの双六盤が
セットで作られるようであるから
それぞれ、ちだまりをつくり
音の反響をよくするため、また乾きをよくするため、一つの木から削り出して手前に凸になる。
木をあわせたら音が悪いのか
作ろうとしたけど実物見ないとやはりいかんな

駒がなかったので
碁石で代用
振りツボは竹でつくった。

資料を参考に
娘とやってみた。
戦略的だ。
だいぶ面白い。
バックギャモンとちがって
相手側の陣地に全部はいったら勝利

https://www.fcp.or.jp/mahoron/taiken/11/11_sugoroku_r.htm

いろんな遊び方があったようだ。
もう少しいろいろ調べて、
また児童館でやってみよう。



ところで
これは
アナログゲームなのか?

どこへ行く金坂!
どこへ行く六甲道児童館!!

まぁ、いまにはじまったことじゃないからいっか!

興味の幅は果てしなくつづく。

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