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歩みを止めないために、より遠くに行くために|写真展:
来年の春、つまりは2025年の春の写真展に向けて、ぼくが本気で動き始めた。
何度も、何度も、ぼくは展示会をしようとしてやりきれないことが多かった。
松本市に移住して、シェアハウスの運営を始めて、地域の仕事に関わるようになり、ようやく根を伸ばす準備が整ってきたのかもしれないと思い始めた今、松本市で展示をするべきなんだろうと思ったのです。
もう三年目。
松本に移住して3年目の春を迎えている。
たくさんの関係人口の中にいつもぼくはいて、誰かの助けを借りてこの町で生きていると思っている。
そんな大好きな人たちのいるこの町にぼくが居ることの意味と意思をここに決断する時が来たのだ。
【UTSURU】
今年の冬ごろかな。
背景を白に、モノクロに写すポートレート【UTSURU】を始めたことをきっかけに東京で展示をしたり、さまざまな人との交流が始まった。
その展示をきっかけなのかは正直わからないけれど、ぼくにとってはやはりカメラマンで生きていたいと思う気持ちが強いんだろうなと感じたのは間違いない。
そして、【染 -sen-】
UTSURUとは全く別の角度から撮ることになるであろうもう一つの企画。
じわじわと染み入るようにその色を写す
人の持つ色に人が染まる
その感性が人に染み渡る
UTSURUは屋内で、色彩をなくして、自然光をなくした作品なのに対して、染 -sen-は自然光モリモリで色彩にテーマをおいて撮影する超自然派ポートレートになるだろうと思っている。
写真展をデザインする=空間のデザイン
UTSURUと染
モノクロとカラー
屋外と屋内
全てが真逆のポートレートを作り出して
これらをいい感じに展示するにはどうしたらいいのか?
そこで今回重要になってくるのが【写真展のデザイン】というもの
ぼく自身はカメラマンであってデザイナーではない、けどそれなりになんとなく綺麗ってものを知っているくらいで、そういうものよりももっと何か違う形で町に関わってみたいと思った時に、ぼく自身が運営するシェアハウス 信州まつもと うらまち シェアハウスうら町baseにくる学生の存在に気づきました。
今や大人から学生まで様々な世代がいろんな形でこの家に関わってきて、最初の頃は学生が多かったイメージ
そんな中から一人、少しだけ頭の飛び出た大学生を選んで企画デザインに採用することにした。
ちょっと変わっているのかもしれないけれど、ぼくがこの子を起用するにはきっと訳があるんだと思う。
ぼくにもわからない何か。
そして資金の調達方法は今やスタンダードになってしまった「クラウドファンディング」で行う。とは言っても基本的にはフォトブックの先行販売を目的にして、資金の補填という形でね
つまりはリターンは
「フォトブックの購入」が主になってくるわけ
たったそれだけで一体いくらぐらいの金額を集めれるかだけど、それはまだわからなくて
これは挑戦だ。
これは進み続けることだ。
歩みを止めないために、より遠くに行くために
人と肩を組んで補いながら進むための話だ。
まだ大枠の話しか進んでいなけれど
1人では進めない領域までやってきた。
クラウドファンディングの担当者さん
編集/企画に入る大学生
もうここまで声を大にしているのだから、もう後戻りなんてしないんだろうな。
美味しいご飯に使わせていただきます