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【おすすめ】社会人1年目に読んで欲しい本を厳選して紹介【新入社員向け】

◯誰向けの記事か?

新入社員になりたて・もしくは今年内定した人に対しての記事です。

新入社員として会社に入社すると、とにかく本を読めと勧められる機会が増えると思います。

しかし、ただ闇雲に読んでも本当にためになる本には出会えません。

しかも、会社の上司が勧めてくるのは、その上司が新入社員の時に有益だった本なので、今の時代には即していないこともしばしば・・・

そこで、少しだけ先輩の自分が読んでよかったなと思えた本を厳選して紹介いたします。

ここにあげてある本は、「間違いなく新入社員にとってためになる」物ばかりです。

◯紹介する本

本の紹介は、

(仕事をする上での)事務スキル

(仕事をする上での)マインド

(社会人として知っておきたい)お金の話

という3つの視点で紹介いたします。

◯紹介の前に

本は一度読んだだけでは、身につくことは10%もないと思います。繰り返し読むことが大切で、同じような本を何冊も買うのはお金と時間がもったいないです。買った本を何度も反芻して知識を深めていきましょう。

・(仕事をする上での)事務スキル


こちらの本では、業務を行う上で必要不可欠な論理性(ロジカルシンキング・ロジカルライティング)を学ぶことができます。

私も常々思いますが、相手に自分の意図を理解してもらうのは本当に大変なことです。

「お前の話はわかりずらい」「もっと簡潔にはなせ」

この言葉を何度上司から言われたことか・・・

こんなふうに言われないために最低限守っておきたいルールが、「自分が論理的に話しているか」です。

なぜなら、論理的=一番伝わりやすいから、です。

極論、相手に伝わるのであれば、自分の言いたいことを文字ではなく絵や音楽で表現してもいいと思います。

しかし、絵や音楽で過不足なくコミュニケーションが取れるのは一部の天才だけですし、何より多くの人に理解してもらうことは難しいです。

そのため、文字で相手に伝えるのが一番相手に自分の考えていることが伝わりやすい手段なのです。

そして、文字で自分の言いたいことを表現する際にも、いくつかのやり方が存在します。

詩的に表現する、思いをとにかく書き綴る、情景描写を入れてみる等・・・

ところが、仕事で関わる人たちは基本的に忙しい方が多いです。上司や目上の人、取引先の相手にメールの内容に書かれた情景描写を読み解いて、こちらの意図を汲み取ってくれる時間はありません。

時間がない相手に、過不足なくこちらの意図を伝え切る手段として有用なのが、「文字で、論理的に、自分の言いたいことを伝える」ことなのです。

こちらの本では、そんな論理的な文章を書く方法をメインとして、「一瞬で自分が言いたいことを相手に伝える」練習や考慮すべきポイントを段階ごとに教えてくれます。

本の内容が、ビジネルメールという「社会人が必ず行う業務」を題材としている点や、事例・例題・実践という参考書形式になっているので取り組みやすい点もおすすめポイントです。

この本で身に付く「ロジカルシンキング・ロジカルライティング」のスキルは、どこで働いていようが必ず必要になります。汎用性の観点からもお勧めできます。

・(仕事をする上での)マインド

道は開ける

かなり昔の本ですが、今でも全然通用する名著です。

この本では、仕事をする上で持っておきたい考え方を実例とともに紹介してくれています。

仕事をしていると、「自分ってだめだな」とか「自分の将来は大丈夫か」とか不安に襲われることが多々あります。

僕自身も、いつも順風満帆で仕事にとりかかれているわけではありません。

そこで、読んでおきたいのがこの本です。自分が抱えている問題は昔から多くの人が悩んできたことがわかります。

先ほども少し紹介しましたが、この本の良いところは実例ベースで書かれていることです。

何か問題を抱えた何人もの相談者が、前に進んでいく姿を心理学者である著者がまとめ上げ、紹介してくれています。

そしてその相談内容は、全世界の人間が抱えている普遍的な悩みなのです。

言い換えれば、どんな人間も同じように悩んでいる問題に対して、どのように考えれば前に進むことができるのか、が書かれています。

世の中には数多くの自己啓発本が出版されていますが、この本に既に書かれていることがほとんど。なので、僕自身はこの1冊だけで自己啓発本を読むのは十分だと考えています。

困った時に読んでも示唆に富んだ良書ですが、どんな人であれとりあえず読んでおく価値のある一冊です。

・(社会人として知っておきたい)お金の話


すこし生々しいですが、「なぜ投資をすべきか」という理由がわかる一冊です。

アメリカの方が書かれている本なので、日本に住んでいる我々にはそのまま流用できない部分もありますが、投資の重要性は痛いほどわかる本です。

かく言う僕も、投資の重要性に関しては前々から認識していましたが、この本を読んで投資を実践する決意ができました。

本の内容は、会社から自立した収入を得る=経済的自立を果たすことを主眼に置いて、投資がどれだけ人生において重要なのかが学べます。

会社に経済的に縛られていると、いざとなった際に大きな決断ができなくなってしまいます。家族や友人、本当に大事なものよりも会社を優先してしまう理由のほとんどは「働かないと食べていけないから」という経済的なものです。

しかし、この状態は健全ではありません。なぜなら、経済的な理由を盾に、会社からの無理難題を聞かざるを得ないという立場に追い込まれることになるからです。その状態では自分の人生よりも、会社のための人生を生きることに繋がってしまうのです。

投資はそれらの問題を解決する方法の一つです。会社から自立した収入を得る=経済的自立を果たすことが、自分の人生を生きることにつながるのです。

投資に興味がなかったとしても、読んでおいた方がいい本の一つです。

※日本人の著者でも同じように投資の重要性を伝える本があります。こちらの方が親しみやすいと思う方は以下の本がお勧めです。


◯最後に

ここまでが、厳選した「新社会人が読んでおきたい本」となります。

「え、これだけ?」と思う方がいらっしゃる方もいるかと思いますが、これだけなんです。

と言うのも、本は数多く読むよりも、そこに書かれている内容をどれだけ実践できるかの方がはるかに重要です。

インプットも大事ですが、アウトプットはもっと大事なんです。

どの本を読んだかを誇るのではなく、そこから何が得られて実践できたかを誇れるようになりたいものです。(僕もまだまだですが・・・)



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