『白夜行』 東野圭吾 著
簡単なあらすじ1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
普段から、子どもたちの遊び場となっていた現場の廃墟ビル。
顔見知りの犯行と踏んだ刑事の笹垣は、解決は秒読みだと思っていた。
しかし、容疑者は次々に浮かぶが、けっきょく事件は迷宮入りする。
「被害者」の息子、桐原亮司と、「容疑者」の娘、西本雪穂。
あまりにも暗い目をした少年と、並外れて美しい少女。
二人はその後、全く別々の道を歩んでいく。
それから数年後、別の事件を追う笹垣の耳に、聞き覚えのある二人の名前が聴