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過去に株取引で失敗した3つの事例

株の取引であれこれ試してみたり、TwitterなどのSNSで話題の銘柄があると飛びついたりして、失敗した経験は誰にでもあるかと思います。

今回は、私が失敗した株取引について3つほど紹介します。
恐らく、たくさんの人にもあてはまる、あるあるな内容かと思います。

1.下落中の大企業の株

株投資の初心者にありがちなのですが、大企業ってだけで安心感が生まれます。更にそれが下がってるものなら、お手頃価格にみえて買ってしまいます。

しかし、下落には理由があるのと、企業規模が大きい故に回復には時間がかかります。結果、塩漬け状態にはなるんですが、「配当金もあるからいいんだよ」といいきかせ、長年持ち続けることになります。

実際に、みずほFGや日産あたりを長期保有していたことがあります。

2.詳しいと思っていた業界(ゲーセク)の株

ゲームが好きだからスマホゲーム業界に投資しようという人は、まわりでも結構多いです。しかも、Twitterなどで話題になることも多く、株を買うならこのセクターだろうと。

私も、スマホゲーム業界は仕事柄詳しいです。それで手を出して大損したことがあります。「この会社のゲームは面白いはず、Twitterでもリリース前から盛り上がってるし」という、詳しいからこそのバイアスだらけの状態で、株価が適正価格なのかや、その期待値はあってるのかということを調べずに飛びついてしましいます。

この業界の株を手にしたことがある人はわかると思うのですが、スマホゲームはリリースした瞬間、一気に株価が下がることが多いです。「噂で買って事実で売る」ということもわからずに、期待で持ち続け大きな損失を出してしまいます。具体的な銘柄でいうとコロプラです。

その後、冷静に見ていると株価とそのゲームの実力や会社の実力との連動性はあまりないことがわかります。雰囲気に左右されやすい業界なので、情報としてはどの業界よりも入ってくるのですが、それ以来手を出さないようにしています。

3.証券会社の営業にすすめられた商品

7~8年ほど前に、ネット系企業の株で含み益が大きく出たことがあり、資産が増えたことで証券会社の営業からアプローチがありました。

こちらも株式には疎かったため情報収集がしたいと思い、定期的に情報交換をしていたことがあります。そして、その後にその含み益を確定させたのですが、何に使うか悩んでいたためその担当に相談しました。

そこで紹介されたのが、その時に各大手証券会社がはじめていたファンドラップという複数のインデックスをパッケージ化した流行りの商品です。10年後のパフォーマンスの期待値は130~150%と説明をうけています。

これはマイナスになるほど悪い商品ではないのですが、6年ほど運用していて10%ほどしか利益が出ませんでした。この時期はアベノミクスとトランプ相場で日経平均でもS&P500でもよいので買っていれば少なくとも200%は上がっていたと思います。

なのに、毎年1.5%近く手数料をとられ、結果として10%しか利益が出なかったのは、無知であることが大きいです。しかも、自分で調べず人の意見のまま投資をしていたことを、後悔するばかりです。

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ここから勉強をきちんと始めて、個別株の短期売買をはじめます。そして、今メインである米国株投資とインデックス投資の効果を理解してきたところです。

恐らく最初からインデックス投資をはじめても、つまらくて挫折していたかもしれないので、今となってはよい経験だと思います。

※米国株のインデックス投資がなぜ最強なのかは、この本あたりを読むと詳しく理解できると思います。


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