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FIREするために株式投資と不動産投資どちらがよいのか?

不動産投資について知識を得たく、ここ数日で6、7冊ほど関連書籍を一気に読んでみました。

不動産投資で成功するために必要なこと

これまで株式投資をしてきた目線で、不動産投資をするうえでの成功要因はざっくりと

・きちんと向き合って勉強することができる(勉強しないことが一番のリスク)
・購入条件を自分で細かく決められる(勧誘にのらない)
・条件に見合う物件が出てくるまで辛抱強く探せる(エイヤ!とならない)
・銀行、管理会社などとの調整を面倒臭がらない(大人の会話ができる)
・空室対応やリノベーションなどの管理費用を適切に扱える(必要なことにお金をつかえる)

という感じで、几帳面な人が向いてそうです。

一方で株式投資は

・S&P500連動のインデックス株式に機械的に投資していればOK

と、とてもシンプルです。

不動産投資はレバレッジが効かせられる

FIREという観点での不動産投資のメリットは、銀行からの融資を元に投資ができるためレバレッジを効かせられることです。

これはすごいざっくりですが、元手が1000万円の場合、株式投資での利回りが4%だとすると年間40万円の利益です。一方、不動産はそれを元に融資を受けるので、(融資に必要な元手20%の場合は)5000万円の資産保有で年間200万円の利益になります。

このように不動産投資は間違えずに投資をしていけば、圧倒的スピードで利益を得ることができます。

ただし、融資を受けるための元本ならびに社会的信用と、株と違ってすぐに辞めるというわけにはいかないので、それなりの覚悟は必要となります。

また空室が出た場合の入居者募集のプロモーションやリノベーションなど、運用にもお金の判断が必要です。追加投資する場合も、新たな物件探しであれこれなど、面倒なことが多いという印象です。

そして何よりも悲惨なことは、利回りがマイナスの物件を購入してしまうことです。無知なまま下調べせずに紹介された物件を買ってしまうなどで、その赤字を働いて穴埋めしている人も少なくないようです。

不動産投資は数年でFIREの実現が可能(ただし努力できれば)

それでも不動産投資は正しい努力ができれば、数年で億単位の資産を持つことも可能なので、FIREへの道のりは短くなります。実際に、私の元部下も不動産投資で、投資をはじめてから数年でFIREを実現してました。

そして、FIREを目指す上でどちらがよいかの結論としては、

・勉強したくない、時間をとられたくない = 米国株インデックス投資

・早くFIREしたい、手間を惜しまない = 不動産投資

に、なるかと思います。

米国株インデックス投資は再現性が高いので、某書籍名のように「バカでも稼げる」(自分もこっちの類です)のですが、不動産投資は物件探しから何から何まで都度判断が必用なので、不勉強だとよほどの幸運がない限りは稼げなさそうです。

どちらを選ぶのかは、性格や今置かれている状況があるので人それぞれですね。

感想

不動産投資はきちんと勉強すればリスクは抑えられ、短期的に資産を増やせるので非常に魅力的であると思いました。焦らずにより深く勉強していく価値はありそうです。


比較についての詳しくは、こちらのブログにもまとめていますので、是非ご覧になってください。


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