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株の売買タイミングを身につける

株式投資をするうえで、悩ましいのが売買タイミングです。

今日の日経平均も521円高と暴騰していましたが、買うにも買いづらいし、持ち株を今売るべきか悩むところです。特に「自分が買うと下がるし、売ると上がる」という経験をしている人にとっては、悩ましいところです。

自分自身もそういう経験をしていましたが、株式取引のテクニカル指標を理解することで、売買タイミングの悩みを解決することができます。

株式投資に関する本は70冊近く読みましたが、それを理解することを目的とした場合の、おすすめの2冊を紹介します。

なお、基本用語は理解している前提の内容なので、中級者向けとなります。

①チャートや指標の意味を理解する

基本的なチャートの読み方を解説しています。ローソク足、移動平均線などの基本的なものをはじめ、トレンド分析に有効に使えるMACD、RSI、一目均衡表などについても詳しく解説しています。

各種証券会社のアプリ内のチャートでも、これらの分析指標を見ることができるので、それぞれの指標の意味を理解しておくととても役立ちます

いくつかの指標を持つだけで、売買タイミングの納得性はかわってくるので、雰囲気でトレードするということがなくなってきます。

②出来高の意味を理解する

突然の株価の急騰や急落が、その後どのようなトレンドを引くのかが出来高によって予測することができます。また、上昇トレンドや下落トレンドの終息も出来高をみればおおよそのタイミングを把握することができます。

上昇中の株がさらに上昇を続けるのか、また逆張りするにはどのタイミングがよいのかなど、出来高から読み取れることはとても多いです。

本書を読んで、この本は早く読んでおけばよかったと思いました。いかに自分が雰囲気でトレードしていたかがわかります。特に出来高は株価に大きく影響を与える機関投資家の動きが強く反映されるので、把握しておいたほうがよいです。

テクニカル本はこの2冊で充分

株式に関するテクニカル本は、(兼業トレーダーは)この2冊を読み込むだけで充分かと思います。他にもテクニカル本はありますが、私もそれらは読まずこの2冊だけを何回も読み返しています。

少々お高い値段ではありますが、あれこれ探して数冊読むよりかは、この2冊だけに絞ることで元は充分に取れます。

自分が本書を読んでいて役立ったのは、コロナショックによる大暴落の転換タイミングをチャートや出来高をみながら、ある程度の予測が出来たことです。

長期的に投資をしていこうと思っており、その中でも投資技術を高めたい人は、ある程度の知識はつけることは必要になってきます。また独学で頑張ってはいるものの伸び悩んでいる人にとっても、本書はよいきっかけになると思います。

初心者の方に向けた1冊

上記2冊は中級者向けでしたが、初心者の方のためのテクニカル入門は、これがわかりやすくてよいです。

ただし、用語や概念などの基礎を覚えるまでで、この本の内容だけではトレードするのに十分な知識は身につかないのでご注意ください(たた7日で身につくほど簡単なものではないです)。本書を読み実際のトレードで実践してみてから、上記2冊にステップアップするとよいです。




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