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確定拠出年金(iDeCo)でどれだけ得するのか。実例を元に算出してみた。

確定拠出年金について、それなりに目にするのでやっている人が多いと思いきや、企業型の加入者は725万人、個人型(iDeCoともいいます)は156万人と意外と少ないのに驚きです。

私は既に7年近く運用しているので、その実績をもとにやったほうがいいのかと、どれだけ得するのかというところを実例をもって紹介したいと思います。

やったほうがいいのか?

これはやったほうがいいです。

長期投資という視点で資産を作ることができるというメリットはもちろん、掛金が全額所得控除となるので、節税対策にもなります。

やらないほうがいい人も

やらない方がいい人もいます。

理由としては確定拠出年金で積み立てたお金は60歳まで引き出せないからです。

そのため、それまでに積み立てたお金が必要な人はやらないほうがいいです。
特にFIREを目指している人なんかは、判断に悩みますね。

どれくらい利益が出るのか?

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これは、いわゆるインデックス投資と同じです。

確定拠出年金だから儲かる、儲からないはあまりないです。

企業型だと選択肢が限られるかもしれませんが、個人型(iDeCo)でネット証券を選べば手数料の安いよい商品が並んでいるので心配ないです。


※インデックス記事について詳しく知りたい人は、この記事で確認ください。


運用利回りですが、私の加入しているサービス加入者平均が3.8%程度なので、3~5%で見ておけばよいと思います。

目安として、25歳から月2万円で積み立てて60歳で2000万円を作るために必要な運用利回りは4.5%です。

その場合の元本は840万円なので、1160万円の運用益が期待できます。

節税効果はどれくらい?

収入がどれくらいあるかによりますが、税率を20%と想定した場合、上記の計算を使いまわすと元本840万円なので、その20%の168万円が節約できることとなります。

運用益と合わせると1328万円ですね。元手840万円で2168万円を得ることができる計算です。

なので、やったほうがいいんです。

実例はこんな感じです

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最後に、私が実際に運用している実例を紹介します。

・運用開始から81か月目(6年9か月)
・外国株9、債権1の割合で運用
・毎月約50000円を積み立て(利用開始時から変更なし)
・761,738円の利益(18.3%の利益率)
・81万円分節税で得している
・運用利回りは4.96 %

うまく運用すれば5~6%の運用利回りは可能だと思っています。

現在、外国株式9割と強気のポートフォリオですが、それを今後どうするかなどの展望も含めてブログに書いていますので、興味がある方はご一読ください。


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