書くことの後に、考えることが来る。

英語の勉強で心に残ったことばを紹介します。
イギリスの作家、アーノルド・ベネット(1867 - 1931)のことばです。

"書くことの後に、考えることが来る。(この順序はおかしく思われるかもしれないが、この順序は絶対に変えない。)"

原文:
After writing comes thinking. (The sequence may be considered odd, but I adhere to it.)

ベネットは、日記やジャーナルを書くこと、名文集を編むことなどを勧めていますが、その中での一節です。
確かに、書いているとあれこれ思いや考えが浮かんできますよね。

人間機械とか精神の能率、ということを彼は言っていて、それらをベストにもっていく工夫、努力を彼は大切にします。

その一環で、書くこともとりあげられます。
書くことが集中力を高め、最後まで物事をやりとげるのに役立つというんですね。

おもしろいのは、プロの作家であるベネットが、ペンを動かして書くことは実は好きではない、というくだり。

好きではないが、書くことはとても大事なこと…

ベネットの本は、渡部昇一の訳で『自分の時間』などが出版されています。
小説をたくさん書いていますが、自分は未読で、もっぱら『自分の時間』などセルフヘルプの啓発書をいくつか読みました。
今回は、原書"Mental Efficiency and Other Hints to Men and Women"から短く引用しました。

ブログ記事の使い回しのつもりが、いろいろ思い出して書き足しちゃいました!
なるほど、書いてると、いろいろ思い出したり、考えたりしますね!

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