大切な時間を過ごした話
夏休みは少し長く休めた
いわゆる夏休みであった。教諭の先生方には普段から労働基準法ギリギリで働いてもらっているので、労りの気持ちだけでなく、管理監督者として、変形労働時間制やら三六協定やら、様々な面で休んでもらわないと困る。私立小学校はこういった面でもシビアだ。公務員時代の何と恵まれていたことか。失って気付くことの一つである。
一方、校長としての忙しさは、夏休みでもあまり関係ない。授業で忙しいわけではないからだ。8月上旬までは忙しく働いていた。それでも、今年はカレンダーに恵まれた上に、同僚が、校長も休めるようにと気遣ってくれているおかげで、管理職になってから最長の休みを取ることができた。ありがたいことだ。
休みに入る少し前から単身赴任先のアパートの掃除や洗濯をし、冷蔵庫を片付けた。
8日間も休んだのは、単身赴任を始めてから最長だろう。
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