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男性育休から復帰。新しい生活リズム試行錯誤中

本記事はフォトグラファー/ライター忠地七緒の夫が5ヶ月育休を取った体験談を”夫目線”でお届けしています。執筆に至った経緯はこちらから。

育休から復帰して、あっという間に1ヶ月以上が経ちました。当然、今までと全く同じ生活や働き方は出来ないので、新しい生活リズムに適応することに自分は必死でした。

このマガジン最後の記事として、育休から復帰してからの「生活リズム」と「仕事」の話を書きたいと思います。

保育園入園前の生活リズム

幸いにも保育園が決まり、4月から0歳児クラスに入園する予定です。ですが、私が育休から復帰するのは2月なので、保育園入園までの2ヶ月間は私も妻も働きながら子どものお世話をする必要があります。

自分は在宅でのリモートワーク中心、妻も撮影や取材の時以外は在宅ワークです。しかし2人とも自宅にいるとはいえ、子どもを見ながらフルタイムで働くことは正直困難です。そのため、2ヶ月間の過ごし方の基本方針を以下の通り立てました。

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【月】義母に子どものお世話をお願いし、自分と妻は終日仕事。妻は集中するためにシェアオフィスで働き、自分は在宅ワークの傍ら義母をサポート。

【火】毎週自分が有給を取得して子供のお世話(育休期間中に上司と相談し、週1で取ることを承諾してもらった)。妻は終日仕事。

【水】4月からの保育園とは別の施設で、10時から15時まで一時預かりサービスを利用し、妻と分担して送迎。子どもにとっては「慣らし保育」をやっている感じになっている。

【木・金】妻に仕事を休んでもらい、自分は終日仕事。

【土・日】平日は仕事と子どもの世話で忙しいので、「掃除」「買い出し」「料理・離乳食の作り置き」をまとめて実施。大人向けの料理は自分が、離乳食は妻が担当。

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こんな感じで頼れるものは最大限頼りながら、2ヶ月を乗り切ろうとしています。しかし、それでもカバーできない場合は、仕事を中抜けしたり、早朝(5時-7時)や夜間(20-22時)に仕事をすることで、何とかしています。

5ヶ月ぶりに仕事復帰してみて

社内でも前例が無い5ヶ月間の育休を取った自分が、「再び職場に受け入れてもらえるだろうか?」という懸念は、ほんの少しだけありました。しかしそれは杞憂で、2月頭から予定通り復帰し、育休前に担当していた仕事を続けられています。

しかし、毎週火曜に必ず休みを取っているので営業日が1日少なく、仕事の内容もなかなか難易度が高い為に、当初考えていた通りに進められないことが多々あります。

以前は「とりあえず残業してリカバリー!」という思考停止な力技で乗り切ることも多かったですが、今は1日の中で仕事に使える時間の絶対量が減っているので、むやみに残業も出来ません

ひとまず現在は、今まで使っていなかった「早朝」の時間も活用するやり方中心にリカバリーしています。今後は「時間の効率的な使い方」や「事前の段取り」「優先度や緊急度が低いタスクを減らしていく」などが課題だと思っています。

今後について

「5ヶ月間育休を取得する男性は少ないので、発信する価値があるのではないか」という思いから、妻のnoteを間借りして、自分自身の育休に関する体験や考えたことを発信してきました。

ただ、予定していたコンテンツを書き切った今、「あれも書けば良かった」「こんなことも書きたい」という、更なる情報発信欲が湧いています(笑)

そのため、自分のnoteを開設しました。「夫の育休マガジン(別冊)」「家庭と育児と仕事」というマガジンで、引き続き情報発信しようと思います。もし興味があれば、こちらも読んでもらえると嬉しいです。

「夫の育休マガジン(別冊)」では、このマガジンでは細かすぎて書かなかったことや後から思いついた育休に関することについて。「家庭と育児と仕事」では、現在進行形で悩んだり解決したりすることを書く予定です。

また、近所に住む育休を取得した(しようとしている)パパ友達へのインタビューや座談会なども企画中です。

「男性育休を5ヶ月取ってみて 」マガジンを読んでいただいて、本当にありがとうございました。

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