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アラサーの引っ越し、岡山→名古屋への旅


退職日に先輩方から頂いたお花

風邪と共に岡山から去りぬ

4月下旬、迫る引っ越し日にも関わらずひいた酷い風邪。
結局、この後向かったイタリアに到着するまで治らんかった・・ということは2週間はこいつ(ウイルス)と闘っていた。
症状が長引き、安静にしなければと思いつつも
引っ越しの準備などで状況がそれを許さず
人生で初めてチクナインを服用したり、旅は健康第一なのに・・このまま治らなかったらどうしようと結構ハラハラした。。( ;∀;)

何はともあれ、引っ越しの2か月くらい前からカレンダーと向き合い
必死にそして計画的に所持品を処分しまくっていた。

  • メルカリ(主にPS4、ゲーム、本、ジャニアイテムなど)

  • ジモティ(家具、家電、雑貨など)- こんな便利なアプリがあるのか、と結構楽しんだ。

  • ハードオフ(服とか)- セカンドストリートより幅広く引き取ってくれる印象

  • 環境センター(その他もろもろ、傘とか)- 倉敷の環境センター、手際よく安価で粗大ごみなど処分してくれるので頼もしいです。

以上を駆使して、何なら生活必需品(ゴミ箱、椅子、食器・・棚とか)は早く手放しすぎて結構不便に暮らしていたのに(案外棚って大事っすね・・)それでも永遠に出てくるガラクタたちよ。

どこか次の場所に引っ越し、のパターンだと「とりあえず持っていこう」ができるのだけど今回は海外旅行に出るぞ~、期間は分からないからアパートも引き払って住処が一旦無くなるぞ~、という事態だったので断捨離も大がかりだった。

それにしても知らない間に物を増やして、物たちに囲まれて生活してたんだなぁ、自称ミニマリストだったのに・・
とボーっと耽ているうちにも時間は進み
迫る旅行になんだか現実味が湧かなくて
中途半端なところで保留にされていた荷造りを無理やり仕上げた4月末。

スーツケース閉まらねぇ
親友に会いに行く道中

兄・親友・夫の同僚たちとの「しばしさらば会」をそれぞれ終え、
バタバタではあったがアパートからの引き払いも無事終え
ε-(´∀`*)ホッ、それにしても引っ越しは体力使いますね。

家無き私たちは岡山最終日を実家で過ごした。

岡山最終日、母に見守られながら茶道に挑戦する夫

その夜テレビを観ていると偶然、ブラジル(伯)アマゾン付近と日本に離れて住む日系ブラジル人家族を取材する番組を発見した。
数週間後にはこの国にいるのかぁ・・と予習のような気持ちで&紹介されているサンパウロ名物(?)のばかでかいホットドッグなどを母と夫と面白がりながら鑑賞した。楽しい夜だった。

岡山出発の夜

鼻水をすすりながら、
ティッシュでは追いつかないので芯を抜いたトイレットペーパーをお供に岡山駅西口から名古屋行き夜行バスへ乗り込む。(23:00過ぎ発)
スーツケースにバックパック、まだまだ重い荷物たちに慣れない。

何を隠そう名古屋へは婚姻の最終手続きをする為に赴いた。

自分:日本人
相手:ブラジル人

そう、ブラジル人と結婚する場合、手続きでブラジル総領事館に行かねばならんのだけど、岡山人にとって一番近い当総領事館はなんと名古屋にあるのだ。(他は東京と浜松にあるそう。)
婚姻手続きがスムーズにいっても、最低2回は領事館に行かんとならんし、
2人の往復代・有給を取る手間とか考えると「せめて広島か神戸あたりにあればなぁァァァ」と当初は思ったが、なんだかんだで夜行バス旅や名古屋観光を楽しむ方向で気持ちを切り替えた。

予定としては
5月2日:在名古屋ブラジル総領事館での予約がとれた日
5月7日:関西国際空港から出国する日
というのが前の月に決まっていた。

数日だし、岡山に一旦帰るよりも安宿に泊まりながら少しずつ西に行って国内も旅行しちゃえ~という思い付きだったのだが
蓋を開けば(?)世間はGWだったーー(*‘∀‘)
※コロナ時世により、観光地の混み具合をしばらく忘れていたがこの後しっかりと思い知らされる。

ぶっ倒れ名古屋

さて、岡山出発から一夜明け、朝の6:00頃に名古屋到着後、
スタバで時間を潰し、いざブラジル総領事館へ。

去年の11月に夫の出生証明書を伯から国際郵送してもらった時からでいうと、半年の長いプロセスだった。
名古屋の領事館へは今回を含めて2回、倉敷市役所にもメールで連絡をとったり、書類を提出したりのやり取りで実際に2回ほど行った。今回初めて存在を知ったが公証役場という所にもお世話になった。

国際結婚は重婚でない事などを証明する為に、逐一証人の署名や公証が必要で、細かい役所ルールや互いの国の法律を挟むのでややこしい。
ネットで情報を集めまくるも逆に混乱してしまい「分からーん」と
嘆いた瞬間もあったが、この日やっと完了した。
もう書類について心配しなくても良いのかと思うと、さすがに嬉しくなる。
対応してくれた窓口のお姉さんもかわいい喋り方で
ポル語&日本語ぺらぺらでかっこいいなぁと秘かに見惚れていた。

手続きを終え、昼前には自由の身になったのでそこらへんをふらふら歩いていると、この日会うはずだった友人に道端で偶然出会う。
集合場所とか連絡する手間はぶけたやあああんとお互い感動して3人で公園に行った。

友人: アルゼンチン出身で日本3年目くらい、確か
夫: 日系ブラジル人で日本同じく3年目くらい
わて: 岡山生まれ岡山育ち、3年前に海外から帰ってきたらコロナーーー

ということでみんなコロナを日本でがっつり味わった組で、
しかも3人とももうすぐ日本を一旦出るぜというタイミングだった。

「それにしても奇妙な3年間やったなぁ、世界中がコロナだったけどそれを日本で味わうってすごい体験だった、、あぁ・・日本ってほんまええとこやトイレ綺麗やし、日本出たらこの清潔さや安全さを恋しく想うわうんたらかんたら」としみじみ振り返り、禅な時間を過ごした。
周りにはタバコやランチ休憩のサラリーマンがたくさんいて
良い感じの賑わってる公園だった。

私たち3人はそこから、名古屋で1,2を争う(勝手な想像)
ランチタイムのサラリーマンたちに人気のタイレストランへ。
調子に乗って激辛ガパオライスを睡眠不足&風邪で絶不調の体で食べたら
私の中で何かが壊れた。(気がした)

そこから居ても立っても居られないほど体調が悪くなる。

とりあえず友人に別れを告げ、ホテルへ直行、なんとかチェックインするも寒気がして、いつもと何かが違う、熱あるぅ↑↑。
そのまま部屋入ってからベッドにぶっ倒れて(14:00)
結局次の日のチェックアウトの時間(11:00)までろくに身動き取れなかった。

夜には夫という名の救世主が春雨スープ、ヨーグルトや薬を買ってきてくれた。さっき婚姻手続き完了したばっかなのに「病める時も~」が既に降りかかってきたアンラッキーな彼。

一方、私はヨーグルトですら一口食べるのがやっとで、かの有名なアロエを一粒ほど口に入れるとまたすぐにぶっ倒れた。

これまでの色んな無理が祟ったのだろう、あぁしっかり休めれば良かったけど引っ越しとかで仕方なかったんよ助けてかみさま~
とうなされながら次の日起きるとなんとかシャワー・歯磨きのできるコンディションにまでなってた。服用した色んな薬のどれかが効いたんだ・・。ありがてぇ

名古屋2日目

チェックアウトして本当は友人のいる岡崎市へ行きたかったのだが、時間や体力を考慮して泣く泣く断念。。
ひとまず名古屋科学館へ行った。
名古屋の街を歩いていると目に入ってくる大きい玉の正体はこの科学館でございます。

とりあえず科学系のおもろい展示やプラネタリウムをみたりした。
それにしてもまーっ、人(家族連れ)が多い!そりゃGWの真っ只中だもの、と当日程を組んだ自分たちを呪いながら、鼻をすすりながら、昼は近くでうどんを食べた。

旅中は食生活が変わりますよね。
私は野菜不足が気になる派です。(大体そうか)
ということで天ぷらうどんに激しく誘惑されながらも、
身体のことを考え、山菜うどん(卵追加)をチョイス。うまい。

この日の宿は三重県の南四日市にあるルートインに予約をとっていたので
夕方に電車で移動するのでした。

今日はここまで(';')♡次は関空までの数日をつづります

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