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青春18きっぷ日本縦断旅リベンジ【番外編①】

2020年8月15日になりました。
青春18きっぷ日本縦断旅のリベンジは無事達成しましたが、16日午後のJAL福岡→新千歳便で札幌に帰るまで暇なので、土日2日間、JR九州エリアを鉄道でたっぷり楽しもうと思います。

史上最強きっぷ「みんなの九州きっぷ」を使い倒す!

この2日間お世話になるのは、新幹線・在来線特急を含めてJR九州の路線がすべて乗り放題になる「みんなの九州きっぷ」です。

みんなの九州きっぷ

土日祝のうちの2日間、JR九州全線(九州新幹線含む)を特急料金込み、しかも6回分の指定席も取れてたったの10,000円!(2020年8月現在)
なんてオトクなきっぷなんでしょう!(季節商品なので発売されていない期間があるようですので、詳しくはJR九州のサイトで確認してください)。

まずはひとっ風呂、いやひとっ砂

鹿児島中央駅_朝

鹿児島中央7:51発指宿行きの「快速ゆのはな」で指宿に向かいます。
昨日は目的達成のためにあっさり通過しましたが、この地に来たら寄らないわけにいかないでしょ、指宿の砂むし風呂に!
というわけで、ひとっ風呂、いやひとっ砂浴びに、昨日辿った指宿枕崎線で再び南下します。
今日も朝ごはんは駅弁にしようと思い、駅ナカのファミマに入ったら、トンカツと唐揚げの駅弁しかありませんでしたw
朝からどっちも重たいので、普通のファミマの弁当を買うという選択肢もありましたが、やっぱり土地のものを食べるのが旅の醍醐味。
鹿児島と言えば黒豚なので、トンカツの方をチョイス。

黒豚とんかつ弁当

朝からお腹いっぱいですw
お腹も満たされたところで、8:59に指宿駅に到着!

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砂むし会館「砂楽」まではおおよそ徒歩で17~18分(GoogleMap検索値)ですので、歩いて移動できます。この日もピーカンで、朝から日差しが強かったのですが、どうせすぐ汗を洗い流すんだからいいや!と思い、徒歩で砂楽まで移動。

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干潮になると島と半島が繋がる「知林ヶ島」が沖に見える、こんな素晴らしい眺めのところに砂むし風呂はあるのですが、砂むし風呂は砂に横たわるので景色は見えませんw
ここに来ると、砂むし風呂に入ったところを撮影してもらってSNSに上げるのが日課なのですが、残念なことに2020年春から、砂風呂とその後の温泉もカメラやスマートフォンの持ち込みが禁止になったそうで、砂に埋まった画像は撮れませんでした。残念。
(スマホのタッチパネルを介して新型コロナに感染するリスクがあるからだそうです。納得)
というわけで砂むし風呂に入り、温泉で砂を洗い流してスッキリ!

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帰りも指宿駅まで歩こうと思えば歩けますが、折角汗を流してすっきりしたのにまた汗をかくのもアレだな、ということで、帰りはバスをチョイス。
砂楽の目の前から指宿駅前までバスが出ているのでそれに乗車します。

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再び西大山へ、そしてJR最南端の終着駅へ

指宿から再乗車

指宿11:30発枕崎行1333Dに乗車!
指宿枕崎線の西大山から枕崎までは未踏破でしたが、いよいよ乗り込みます!

そして、11:52に西大山に到着!

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2年続けて夕方19時前に到着する列車でこの駅に辿り着き、降りたらとっとと列車は発車していったのですが、昼間の列車はこの駅でおおよそ2分ほど停まってくれます。その間に記念写真撮りまくり!
そして夕方には閑散としていた西大山駅の駐車場ですが、車で駅に来る人たちで駐車場は混雑していました。

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「JR最南端の駅に車でくるのは邪道じゃねえの?」と思うくらいには鉄道オタクです、俺w
そして、西大山を出発。3つ先の開聞駅までの間は、開聞岳がまた美しいフォルムを魅せてくれます。

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そしてその開聞駅に到着。

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この駅は、「青い鳥」というTBSのドラマの舞台になったそうで、主人公の豊川悦司が駅員として赴任していたというシーンで使われていたんだそうです。
残念ながら現在は駅舎はなくなってしまいましたが、路線バスの乗り場があったり、開聞岳への登山口につながっている、ちょっとした拠点駅です。
そして列車はさらに進み、12:56に枕崎に到着!

JR日本最南端の「終着」駅・枕崎

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正真正銘の南の端っこです!1週間前には北の端っこにいたのですからちょっと感慨深いものですw
そのまま直ぐに折り返しの13:20発指宿行きに乗ることになりますが、そろそろお腹が空いた。20分ちょっとしかないので、駅周辺の飲食店に入るのはあきらめて、歩いて2~3分くらいのところにあるスーパーに飛び込み、パックのお寿司をゲットして、折り返しの車両に乗り込みます。

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折り返しの車中で食べましたけど、おいしかったですよ。

そして九州縦断スタート!

枕崎駅出発

というわけで、13:20枕崎発指宿行5326Dに乗車して、ここから一気に下関までJR九州路線縦断を決行!再び指宿枕崎線を鹿児島中央まで戻ります。
もう、本当に天気が良くて、車中からは、東シナ海に浮かぶ硫黄島が見えました。

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そして14:44指宿駅に到着!
(あ、ちなみにこの折り返しの列車も西大山に数分停まってくれました)

特急「指宿のたまて箱」で鹿児島中央へ!

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指宿からは、15:05発の特急「指宿のたまて箱6号」に乗車!
なかなか観光用によく作られていました、この列車。

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指宿~鹿児島中央は進行方向右側に鹿児島湾がずーっとみられるのですが、その海岸線側に向いた座席を作っています。
そして、↓この座席がにくい!

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海岸側を向いた子供用の席と、横にベビー用のスペースも作ってありました。どこかの北の鉄道会社も見習ってほしいね。
そして、車内にはWi-Fiあって快適!

車内では、さまざまなグッズが販売されていましたが、私はこれを選択。

南国しろくま3

「南国白くま 贅沢RICH みかん&パイン」
だって、暑かったし、冷たくて甘いものが欲しかったのですw

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桜島が見えてくると、鹿児島に戻ってきた感が沸き上がってきます。
そして16:00ちょうどに、鹿児島中央に到着!

鹿児島中央から九州新幹線で一気にワープ!

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16:46発新大阪行きみずほ610号で一気に博多まで北上!
鹿児島中央~出水までは未踏破だったので、これで九州新幹線は完全踏破!
寝過ごして新大阪に行かないよう気を付けないとw

なぜ博多乗り継ぎ?その訳は…

博多駅

てなわけであっという間に18:09博多到着!ああ、新幹線速いわw
鹿児島中央から博多までたったの1時間22分で着きました。
博多から小倉までは特急ソニック47号に乗り換え。
「あれ?九州乗り放題のみんなの九州きっぷなんだから、そのまま小倉まで新幹線乗ればいいのになんで乗り換えるの?」と思ったあなたはまだまだ素人w
博多から小倉までの新幹線は九州内を走ってはいますが、路線の区別上は「山陽新幹線」で、管轄はJR西日本なんですね。だから九州内乗り放題といいつつ、JR九州管内ではないので、JR九州が企画している乗り放題きっぷのエリアから外れており、ここから在来線特急に乗り換えることになったのです。

【参考】
同じように「博多南線」は西日本管轄なので「みんなの九州きっぷ」はこの路線を乗り放題対象外としています。

そしてさらにアクシデントが!
座席指定してたのは2号車だったので、そそくさと2号車に乗り込もうととしたら車掌さんに声をかけられました。
聞けば冷房が故障してるとのことで、他の車両の席に案内されました。
(ためしにさっき2号車に行ったら、蒸し暑くてきつかったっす)

この旅二度目の関門海峡アタック!

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19:08に小倉に到着し、本日のラストトレイン19:20小倉発下関行5186Mに乗り換えて再び関門海峡越え。

下関到着

そして19:20下関到着!JR九州管内縦断達成!

なぜ下関でJR九州縦断かというと、JR九州とJR西日本の境界が、門司と下関の間にあるんですよね。だから、本来はJR西日本の駅である下関まで行かないと縦断達成ってことにはならないんですw

下関に来たら「アレ」で飲むしかない!!

一週間お疲れさまでした、俺!
下関といえば、ふ・ぐ!
ちゃんとサッポロビールが飲めて、気軽な値段でふぐが楽しめる店を探すのは大変でした…。

探して辿り着いたのは「和や(なごや) 駅前店」
まさに、サッポロビールが飲めて、ふぐを気軽なお値段で楽しめました。

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ふぐ刺しでしょ~!

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白焼きでしょ~!

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唐揚げ!
そしてっ!!!

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なんと、冷やしひれ酒!
冷なのに、ひれをあぶった香りがしっかり出てて、めちゃくちゃおいしかったです。

そして会計をしていたら、レジの近くの席の男性客が
「下関と広島ってどのくらいの距離?200kmくらいってことは札幌と旭川より遠いのかぁ~」
という声が。
旭川?札幌???
なじみが深いにもほどがある地名が出てきたので思わず声をかけたら、数か月前に会社の異動でこちらに来た方でした。
会計が済んだばかりでしたが、そのままカウンターに再び座り、この男性と飲んだくれw
最後に店主さんとこの男性と記念写真をパチリ。

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思いがけず、同郷の方とお会いするのも旅の醍醐味ですよね。

次のエントリーはこの翌日、札幌に帰るまでのお話になりますので、この「青春18きっぷ日本縦断旅リベンジ」の最終回になります。お楽しみに!

<つづく>

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