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オランダでSEXショーを見た話②

続きから。

SEXショーは19:30開演。

受付で日本円で約6000円を支払う
すると、まずチケット代わりに
男性器の形をした棒付き飴をもらった。舐めづらい。
(写真撮っとけばよかった。)

お客さんは
カップル、夫婦
1人客、グループなど
この日は大学生パリピグループ20人くらいがいた。
みんな、ビール片手に待機している。

会場は映画館のような座席で
正面には赤いカーテンで隠されたステージ。

ショーは基本9分1セットで、間に転換時間が1分。

開演時間になると電気が消えてアナウンスが入った。
「レディース アンド ジェントルメン! 〜....」
予想を裏切るポップさに笑ってしまった。

アナウンスが終わると音楽がラテン?ぽくなって
前のカーテンが開いた。

しょっぱなから驚き。

丸いマットのステージの上に、
前戯真っ最中の男女。
ステージは回転するので、
色んな方向から見れるようになっている。

これだけ聞くと、なお何やってんだよ...って思われると思う。

しかし、それは全くいやらしい感じがしなかった。
まず音楽がガンガンなので、声は聞こえない。
そして、ただしているのではなく
飛んでみたり、逆さになってみたりと
まるでアクロバットショーのようだった。

2、3分すると
曲調がガラリと変わった。
すると、それを合図に、
音楽にのせて行為をはじめた。
人の行為を見ているはずなのに
「凄い...」という感想を持ってしまうくらいの
完全なアクロバットショー。

組体操の「サボテン」のような動きとか
それどうやるん!?みたいな動きばかり。

9分経つとカーテンが閉まって
「センキュー〇〇、〇〇」と演者の名前を言う。
会場は拍手に包まれる。
演者の2人も、最後はとても笑顔で手を振って退場した。

これが永遠に繰り返される。
ペアは様々で、白人、黒人
ちょっとSMぽいものもあれば、
全身タトゥーペアで、まるで動く彫刻のようなものも。

私が1番いいなと思ったのは、
ラテン系の男女で、
終始お互いを見ながら笑顔で演技していたもの。
決してやらされているのではなく
プロとして楽しんでやっているように見えた。

4回に1回くらいで
間に別のショーが入る。
女性のポールダンスや
観客をステージに上げて一緒に踊らせるものも。
(banana!banana!と言って踊るという謎なやつだった。)

その中でも1番謎だったのは、
葉巻を吸った女性がヌードで出てきて、
倒立をしたと思ったらあそこに葉巻を刺して、
そのまま吸ったりはいたりする演目(原理はわからん)

総じて、このショーを見て
本当に自分の固定観念や貞操観念を
ぶっっっっ壊された気がした。

今まで普通だったことが普通でなくなる感覚。
異世界にいる感覚。

オランダは性をとてもポジティブに楽しむ国だなというのは行って感じたけれど。
ここまでとは...

これを読んだ人はどう感じるのだろうか。
私は決して、風俗に行くみたいな感じではなく
1つのショーを見たという気持ちになったが

これを読んだだけでは
その意味は伝わらないだろうなというのが残念。

是非オランダに行く際には行ってみてほしい。
途中退場もできるので。

自分の価値観をぶっ壊されます。

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