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「プログラマー脳」を読んだ感想

はじめに

以前から気になっていた「プログラマー脳 ~優れたプログラマーになるための認知科学に基づくアプローチ」をついに読んだのでその感想です。

感想

4.2 認知的負荷を軽減するテクニック

「4.2.1 リファクタリング」で、保守性を高めるためにリファクタリングを行ったりするところをここでは、保守性を高めるためではなく、自分にとって読みやすいコードに書き換える(自分の認知負荷を軽減させる)ことを認知的リファクタリングという言葉を使っていて、いま自分が仕事で行っていることがまさにこの認知的リファクタリングに該当しているような気がして、すごく納得してしまいました。

8.1 なぜ名前が重要なのか

こちらもコードを読みやすいかは命名が重要で、1つの事を表現するのに複数の名前を使われていたら、それだけで認知負荷が増えていきますね。
「8.1.2 命名に対するさまざまな考え方」に書かれている命名規則のリストは参考になりそうです。

名前に関しては、名は体を表すという言葉もあるので、それだけ大事なことだとわかりますね。

8.3 どんな名前が理解しやすいのか

名前を略すべきなのか、1文字の変数を使うべきなのかなど
仕事で遭遇しそうな内容で食い入るように読んでしまいました。

また、「8.3.2 スネークケースか、キャメルケースか?」のどちらを採用するか新規で始めるならキャメルケースを選びなさいって書かれていて、今後はそうしようと思います。

13.1 オンボーディングプロセスにおける問題点

若手と一緒に仕事する機会があると、若手にたくさんの情報を一度に話して、そこからタスクを振っていったりしていることがあるので、この章で書かれている問題点には納得してしまいました。
若手とシニアでは理解度にも差があるので、たくさんの情報を与えれば認知負荷も増えますよね。。。

改善するための活動内容も書かれているので、オンボーディングでの認知負荷を軽減させるための参考にしたいと思います。

まとめ

さっと目次を見て、気になった箇所を読んだ感じですが、
認知負荷を軽減させるためのやり方や名前に関しての重要性は参考に出来そうな内容で大変良かったです。
また、オンボーディングの内容も若手を指導する立場としては参考に出来そうでいくつかの内容は実践していこうかなって思いました。

あと数回は読んで認知負荷について理解し軽減させるために役に立てたいと思います。

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