おまけの中目黒 2019.03.09 --- 知らない街へと
この日は家の引き渡し日。
その前に友達と中目黒で最後のランチをする約束だったので、そのまた前に一度部屋によって仕上げの掃除と自転車を粗大ゴミとして出しに行くことにした。
自転車は引っ越し先に持って行く予定だったものの、車に乗り切らなかったため処分することにした。
そのまま放置してしまおうか迷ったが、立つ鳥跡を濁してはいけない。
気持ちよく去るため、粗大ゴミとしての手続きをして最後に目黒区の粗大ゴミシールB券2枚を貼った。
愛車よ、今までありがとう。
中目黒では一度も乗らなかったけれど、かつてつらいフットサルの練習に連れていってくれた恩人だ。
暗い道をとぼとぼ歩かずに済んだ。
本当にありがとう。
部屋の中は思ったよりかなり綺麗だった。
バタバタと引っ越ししたためやり残しがあった気がしていたけど大丈夫だ。
時間が余ってしまったので、代官山駅のところのコスメキッチンへ行った。
ファンデーションを買い換えたいのと、当日会う友人が4月生まれなので誕生日プレゼントにいいものがあればと思った。
けれど迷いに迷って何も買わずに、駅構内のトイレだけ借りてお店へと向かった。
お店は中目黒の商店街にある。
逆側の高架沿いをてくてく歩き、高架下を反対側へと抜けると友人と出くわした。
「このへんだよね、、、」と地図を見るとそこにはそれらしきものがない。
ふと前を見ると、目の前にあった。
地図は時々違った場所を示す。
何はともあれ、無事に到着した。
Chou de ruban
お花やさんとカフェ。
ケーキを食べるつもりだったけれど、
ランチに。
最後にデザートのプリンをいただく。
この日は天気がよく、風も強かった。
そしてついに私の花粉症が発症したらしい。
念のためにマスクをして行ってよかった。
友人とランチをしがなら何回もくしゃみが出て、
マスクの内側に口の中のものが出てしまった、、。
いい年をしてお恥ずかしい限りだ。
ランチを終えて強風の中、いよいよお別れへと向かう。
つくとすでに管理会社さんがいた。
点検は特に問題なく、あっさり引き渡しは終了した。
本当は最後の中目黒の散策やカフェタイムを取ろうと思ってきたのだけれど、
1人でカフェでくしゃみで吹き出してしまったら恥ずかしすぎるので大人しく居候先へ帰ることにした。
一週間ぶりの中目黒は
すでに知らない街のようだった。
毎日通っていた道もなんだか他人行儀に思えた。
お気に入りの歩道橋でさえも。
あんなに大好きだったのに。
片思いだったのかもしれない。
最近姿を現したドイツ料理のお店。
今度中目黒に来ることがあったら、ここにきてみたいと思った。
んー、ドイツで食べたカリーヴルストが恋しい。
もうよそ者になってしまった私を待っててくれるだろうか。