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ジェルバ島の陶器

チュニジア、ジェルバ島に住んでいたことがある。

チュニジアはイタリアのシチリア島の少し下くらいにある小さな国。北アフリカに位置する。

イスラム教。アラビア語。フランス語。

アラビックモードだけど、ソフトイスラムな雰囲気。

毎日5回のアザーンがモスクから流れてくる。

猫がたくさん街をウロウロしている。

そのチュニジアのなかにある、ジェルバ島。

チュニジア南部に位置する。

世界第二位のタラソテラピーの国、そして島。

そしてこの島は、世界でも稀な、イスラム教とユダヤ教の共存の島。

ユダヤ教の聖地である、グリバのシナゴーグがある。

さまざまな宗教、文化があり、ジェルバ島の中でも南部に位置する、ゲララ、というその場所は、独特の民族衣装が印象的な地域。
ベルベル人の子孫も多く住んでいる。

ゲララの女性たちの民族衣装のステキさに、初めて目にした時ヤラレテしまった。

写真を載せたいが、それはまた今度いつかどこかで。

そのゲララに、ジェルバの海水を使った陶器づくりをする場所があり、これらの陶器はそこでつくられたもの。

ろくろを手足で回し、絵付けをして、てづくりものをゆっくり丁寧に少ない人数で今も作り続けている。

海水をつかう理由として、その効用は電子レンジなどをつかっても陶器が割れないそうなのだ。チュニジアの他の地域でつくられた陶器のなかにはわりと簡単に割れやすいものがあるというが、このゲララの陶器は底が大きく違うという。

今も自分の家にはチュニジアの陶器が日々の食卓に色を添えてくれている。いわば、生活の一部。家族同様で、食器たちがどこからきてくれたかなんて思い起こすこともなかなかしてなかったな。

家にあるものを見渡してみれば、世界のなかで自分が直に触れて、心動かされたり、感動した記憶のあるものだったり、贈り物としていただいて嬉しくて今もつかっているものなどなどばかり。

ステキな日常に彩を添えてくれてることに今日も感謝。

あ〜〜

行きて〜〜〜✈️

いつかあの島の良いところをいろんな人に紹介できるような仕事もしたいなと切望。

頼むからずっと平和でいつづけてほしいな、チュニジア。コロナを乗り切って!

、、、心の叫び。




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