もっとダメな部分を見せていけ!

昨日、介護疲れをしてメンタルがやられている親父と話す時間があった。

自分がメンタルをやられていることも承知のうえで、人の話を聞こうとする。

正直、親父と話をしているとイライラする時がある。
正論なのか、すぐにその考えはダメだ!
やめた方がいい。
と否定から入ることが多い。

一番納得がいっていないのは、人を判断するのは中身だ。会話や心で判断するといいぞ!
と言っているのにも関わらず、よく出る言葉は
「あいつは〇〇大学の〇〇学部だから優秀だ」
「〇〇企業の〇〇部の部長になった人なんだぞ」

と肩書や学歴でまず人を評価、判断してくる。

中身と言いつつ、結果として親父はそこしか見ていないのだろう。と思ってしまう。

☆☆☆

自分が学歴や肩書にこだわらなくなったのはそこからきていのかもしれない。
人を判断するのは、そこではないと本気で思っているからだ。

それと親父の言っていることに矛盾を感じているからだ。

そんな親父から、昨日
「お前は真面目過ぎる!もっとダメなところを見せないとダメだ!」
と話があった。

自分が真面目?とんでもない!
ふざけて、遊び、迷惑ばかりかけてきた人生だ。
逆にダメなところばかりな気がする。

確かに周囲の目を気にして演技することも多くあるが、それは皆同じではないだろうか。

本能だけで生きていては社会のルールが崩れ崩壊する。

本能のまま生きられるのであれば楽なことはない。
制限出来るから社会が成り立ち、皆が平等に生きていける。

極端にしか考えられない自分もどうかと思うが、ダメな自分を見せていくとはどういう意味なのだろうか。

今でも十分ありのままだと思っていたが、親父から見れば、猫を被りすぎているように見えるのであろか。

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