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flesh and blood : Kayo

KayoはBruteの若者。(WizardはKanoなので、字面に注意。見た目は間違えないが。)Crucible of War(cru)で登場した。
Intellectはふつうの4だが、ライフがすこし少なく19。
能力は、ダイスロール。


Whenever you play an attack action card with 6 or more base , roll a 6 sided die. On;
・1 to 4 - Halve the attack's base [attack value], rounded down.
・5 or 6 - Double the attack's base [attack value].

基本のパワーが6以上のカードでアタックすると、ダイスをふることになる。5か6なら攻撃力が倍に!でも4以下だと半分になってしまう。経験の浅い大ぶりな若者感がすごい(若者に失礼?)。

Everfestでspecializationがでた。


これもすばらしくKayoの能力を活かしにきている。

ダイスをふって常に勝負していたい人か、友達の自称宇宙人がサイコロになってくれる場合はおすすめ。火事にはきをつけよう。

以前に読んだ記事はこちら

THE BENJI TRAP
by Alex Truell
23rd July 2021

タイトルはBenjiだが、Benji同様尖ったyoung heroであるKayoについても記載がある。その記事の中での記載で、KAYO, D.O.A.(おそらくDeath On Arrival→(病院)到着時死亡)って言われているのも・・・

本文中でも、2/3の確率でダイスロールに負けること、そして、負けるとゲームを決定づけると言われる3点まわりの攻撃力に落ちてしまうことを指摘されている。(fabでは、たいていの場合、防御力3のカード1枚でブロックされてしまうから。攻撃力4か3かで大きく変わる)

能力的には、うっかり攻撃力6のカードばっかりでデッキを組んでしまいそうだが、なんでBruteのカードの攻撃力が6未満のカードがあるのか考えてみると、よいリソースカーブのデッキを組めることも言っている。また、ディスカードコストを含むカードも避けた方がよさそう。それでもベースが6点の攻撃を求める我々にはdominateの活用が示唆されていて、Pulping (Monarch)はgo againもついていて優秀そう。(dominateにおもきをおいた構築ついては、のちに別の記事で解説されている)

注 dominate
The defending hero can't defend [card name] with more than 1 card from their hand.
→「手札からは」1枚しかブロックできない。
→装備品やArsenalからのdefense reactionはだいじょうぶ

つまり、ダイスロールを含む本人の能力は、あてにはしてるけど、あてにしすぎないで、攻撃力6未満の優秀なカード、さらに武器による攻撃など多面的に動ける構築がいい、ということなんでしょう。もちろん、よいタイミングで能力発動→とどめ、は最高に気持ちがいいでしょう。

この記事から、BenjiとKayoの若きヒーローを通じて理解しておきたいのは、
注目をひくユニークな能力にきをひかれがちだが、その能力に傾倒しすぎると競技的なよい構築から遠ざかってしまうこと。また、Azaleaの例も記載があるが、利用すべき能力(の一端)をみあやまっている可能性もある、と。文章中にもでてくるが、Timmyに分類されるプレイヤーが(もしくは、その日はTimmyな気分なひとが)、楽しむためだけにやっているならそのままでもいいのかもしれないけど、勝利を目指すなら、この記事のようなアプローチもあるってことかなと。

注:Timmyとは、勝ち負けよりもゲーム中の楽しい経験に重きを置いている人たちで、効果が派手なカードを好む模様。詳しくはMtGのウィキとか確認ください。

ちなみにcruのMajesticな装備品であるGambler's Glovesは、ダイスを振り直す効果だが、対戦相手のダイスもやり直しさせられることにきづいた。もちろん、Kayo自身も使っている。


Whenever a hero rolls a 6-sided die, you may destroy Gambler's Gloves. If you do, that hero rerolls the die.
(You decide whether to use Gambler's Glove after seeing the result of the die roll.)

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